Windows10+VirtualBox+SAS University Edition環境構築手順


やりたいこと

SAS University Edition
https://www.sas.com/ja_jp/software/university-edition.html
を無償で使える環境を構築したい。

  • SAS University Edition を個人PCにインストールして使えるようにする。
  • 仮想サーバは Windows10+VirtualBox を用いる。
  • 非営利目的(個人の勉強用途)での利用を前提とする。

前提

  • unvbasicvapp_9411016ovaensp0_1.ova を入手済みであること。
  • VirtualBoxがインストール済みであること。

unvbasicvapp_9411016ovaensp0_1.ova

.ova は下記からダウンロードできる。ダウンロード時はSASアカウント登録が必要(無料)。
https://www.sas.com/ja_jp/software/university-edition/download-software.html

VirtualBox

VirtualBox は下記から無料でダウンロードできる。Windows上に仮想サーバを構築できる。
https://www.oracle.com/jp/virtualization/technologies/vm/downloads/virtualbox-downloads.html

VirtualBox に .ova をインポートすることで、SAS University Editionの仮想マシンが構築できる。

手順

VirtualBoxにて
ファイル>仮想アプライアンスのインポート
を選ぶ。

.ovaを読み込ませる。

フォルダアイコンをクリックして、.ovaファイルの場所を指定して、読み込ませる。

インポートする。

デフォルトのままで設定変更不要。右下の「インポート」ボタンを押す。

仮想マシン「SAS University Edition」が作成できた。

共有フォルダを作成する。

Windowsにて、共有フォルダ「myfolders」を任意の場所に作成する。
たとえばCドライブ直下に作成すると、

C:\myfolders

となる。

共有フォルダを設定する。

VirtualBoxにて、

を右クリックして「設定」を選ぶ。

左メニューの「共有フォルダー」を選び、画面右上のフォルダアイコンをクリックする。

作成した共有フォルダを指定する。
「自動マウント」にチェックを入れる。
OKを押す。

OKを押す。

SAS University Edition を起動する。

VirtualBoxにて

をダブルクリックすると、起動できる。
しばらく待ち、下記の画面が表示されたら、ブラウザでアクセスできるようになる。

ブラウザでアクセスする。

Windowsにてブラウザを開いて、

にアクセスする。下記の画面が出れば成功。

SAS Studio を始める。

共有フォルダには各種ファイルが生成される。