リモートワークして1年経ちました


昨年5月末に2回目の育休から復帰して1年、週2で在宅作業やってみて感じたこと。

リモートワーク導入してもらった経緯

2年前、二人目の産休に入る直前に、
・オフィス移転で通勤時間+15分追加
・自宅に隣接した保育園の入園予約消滅。他の園だと送迎片道+10分以上追加
の事情が重なり、
= 自宅-保育園-職場の三角形が大きくなりすぎて、1日のタイムスケジュールが破綻することに。

タイミング的に動くことができず、突然の失職危機になりました。
リモートワークなら破綻しないで解決できるんじゃ!?と思い至った経緯は覚えてません。

リモートワーク制度化嘆願で私がやったこと

  • 当時の上長だった事業部長と人事担当者に泣きついた。
    • めちゃくちゃ真剣に対応してくれた。
  • 嘆願書制度提案資料いくつか作ってばらまいた

    こんなのとかこんなのとか

  • 産休に入っても、厚労省のテレワーク普及促進関連事業ページと補足資料読みまくって追い打ち提案メールだしてた。

並行して2歳差兄弟同一園チャレンジという無理ゲー保活もしてたせいか、
二人目はギリ正期産・低出生体重児(すぐ太った)で生まれるしと、色々ひどかった。
トラウマすぎて曖昧にしか覚えてない。

意外なところで助けてくれた人

Twitterで育児アカを持っていた私は、鍵つけて悩みを吐き出していた。
そうしたらリモートワークで働いてるワーキングマザーのフォロワーさんが「うちはこうしてる」「これ問題だった」「この制度もある」と経験上のノウハウを教えてくれた。なかには人事労務の管理職の人もいて、世界の広さを感じた。

在宅作業で出来てること

  • 社内ネットワークにアクセス(共有フォルダ、github、社内システム等々)
  • メール、カレンダー、slack、chatwork
  • ビデオ会議@appear.inでの朝会参加
    • 長時間大人数は聞くだけになってしまうので不参加、リアルタイム議事録で流れ把握
  • 出社時はmtgや調整、在宅時はログがとりやすいタスクを寄せる方針

在宅作業でできないこと

  • センシティブな話し合い

勤務状況

出社→ 火・水・金 10:00-15:00(最大15:30)休憩1H
在宅→ 月・木 8:30-17:30 休憩1H
※育児時短制度利用中(月の標準労働時間120時間)
※できるだけ120時間ぴったりに出退勤きってる。

スポットで在宅作業日の追加・変更

→ 所属部署の上長の許可のみでOK@人事部
→ 要事前相談。上長の許可がでたら管理部へメール連絡
→ 変更実績:インフルエンザ等で長期外出禁止時、保育園行事で出社できない日に半休と組み合わせて等

在宅時の勤怠フロー

  1. 始業・終業時に出退勤メール送信(to上長、管理部)
  2. 始業・終業時にchatworkに出社メッセージ
  3. 休憩時にchatworkに休憩開始と戻り時間のメッセージ
  4. 遅刻・早退時はチャット・メール・電話で連絡 ※子供の通院等で9:30-10:00に電話連絡できないときは、メール/chatで1次連絡しさせてもらってます

思ってたんと違ったこと

第1位:仕事の合間に家事は無理

昼休みに部屋の片付けや夕食の仕込みできるかな?
→ 無理。休みたい。午後のパフォーマンス維持のためにも休憩大切。休憩大切。

宅配便や設備点検の応対くらいはできる。

第2位:子守しながら仕事は無理

子供が熱で保育園行けなくても、看病しながら仕事できるかな?
→ 無理。知ってた。
熱あっても寝ない。むしろ体調不良でメンタルも不安定だから、普段よりべったり。

ここ解決したいなら、有給の看護休暇拡充や、病児保育利用補助等を求めるべきだよなあ…

第3位:通勤時間は自分だけの時間

→つらく無駄な通勤時間だとおもってた。
でも、SNSチェックや新着記事読みこんだりタスクの事前調査したり、それなりに有意義に使ってた。
家にいると始業ギリギリまで掃除洗濯片付け…と家事してるから、準備運動なしに仕事モードになるのつらい。

モヤモヤしてること

  • 「詳しくは出社したときに話します」
    • アジェンダを事前にチャット等で伝えてほしい。スタックして作業が止まりがちになる。
  • 在宅勤務制度がすべての最適解にはならない
    • 上に挙げた有給の看護休暇拡充や、病児保育利用補助等を考えるべきだとおもう
    • 特に「子供生まれたばかりだから家にいたい(意訳)」なら育休取得して。手取り相当額が給付金でもらえるから経済的に負担はなし。
  • 制度利用条件の緩和
    • 私は仕事を失わないために必死だったけど、ほかにどのような需要があるのか想像がつかない。
  • 信頼関係の築きにくさ【深刻】
    • 人となりが伝わるような世間話が減るので、「どんな人なのかいまいちわからない」状態になりやすい。
  • 評価軸【深刻】
    • 出席点の重要さが身に染みる
  • なぜこんな茨道すすんでるのはわからない。もっと楽に生きたい。

次にやること

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