TECS CDE ダウンロードから表示まで


TECS CDEダウンロードから表示まで


TECS CDEはTECSのコンポーネント図を編集するGUIツールです。CDLファイルを入力とします。

ここではダウンロードから表示するまでの方法をまとめます。

【動作環境】
・MinGW 版を使用する場合(Windows)

ダウンロード・解凍


TECS CDE 用 MinGW ランタイム
からtecscde-MiGW-RT.tgzをダウンロードします。

TOPPERS プロジェクト
からtecsgen-1.5.0.tgzをダウンロードします。

ダウンロードした2つのファイルを同じディレクトリで解凍します。以下のコマンドを用います。

% tar xvzf tecscde-MiGW-RT.tgz
% tar xvzf tecsgen-1.5.0.tgz

5つのディレクトリ、ファイルをtecsgen/tecsgen/にコピーしておきます。

% cp -pr tecscde/tecsgen/MinGW tecsgen/tecsgen/
% cp -pr tecscde/tecsgen/Ruby200 tecsgen/tecsgen/
% cp -pr tecscde/tecsgen/tecsgen.exe tecsgen/tecsgen/
% cp -pr tecscde/tecsgen/tecscde.exe tecsgen/tecsgen/
% cp -pr tecscde/tecsgen/tecsmerge.exe tecsgen/tecsgen/

CDLファイルを表示


tecscde.exeのあるディレクトリ(tecsgen/tecsgen/)にパスを通してください。

ディレクトリtecsgen/にあるset_env.shを用い以下のコマンドを用いることでも設定できます。

% source set_env.sh

この操作はシェルを起動するごとに行う必要があります。

最後に図として表示したいCDLファイルがあるディレクトリで

% make TECSGEN=tecscde.exe tecs

と入力することで表示できます。

このときtecsgenを起動するようなMakefileが必要。

すでにmake tecsしている場合は
make realcleanしておく必要もあり。

自分は上の流れが面倒なのでbashファイルに

function cdepath(){  
    cd /解凍したディレクトリ/tecsgen/;  
    source set_env.sh;  
    cd -;  
}  
alias cdepath=cdepath  
alias CDE='make TECSGEN=tecscde.exe tecs'  

を書き込みcdepathCDEの入力で表示できるようにしました。

参考


TOPPERSプロジェクト

tecs contributed software