Laravel5.7: 単体テストの例
以前の記事でmy_locale_url
というヘルパー関数を作りました。
この関数は、日本語から英語へ表示を切り替えるために?lang=en
のようなパラメータを追加したURLを返します。
今回はこのヘルパー関数の単体テストを作ります。
親記事
Laravel 5.7で基本的なCRUDを作る - Qiita
テストを生成する
readouble.com: テストの生成と実行
# テストファイルを生成
> php artisan make:test HelpersTest --unit
# デフォルトのテストが通ることを確認
> composer test -- --filter='HelpersTest'
テストを記述する
tests/Unit/HelpersTest.php
/**
* my_locale_url() のテスト
*
* @return void
*/
public function testMyLocaleUrl()
{
// 指定したページへ移動 (実在しないURLでもOK)
$this->get('https://foo.com:8080');
// ヘルパー関数を実行し、加工されたURLを取得する
$actual = my_locale_url('ja');
// 期待と実際が同じであることを確かめる
$this->assertEquals('https://foo.com:8080/?lang=ja', $actual);
// テスト2回目
$this->get('http://bar.info:9999/?lang=ja');
$actual = my_locale_url('en');
$this->assertEquals('http://bar.info:9999/?lang=en', $actual);
// テスト3回目
$this->get('https://baz.io/posts?lang=en&page=23');
$actual = my_locale_url('ja');
$this->assertEquals('https://baz.io/posts?lang=ja&page=23', $actual);
}
/**
* my_locale_url() のテスト
*
* @return void
*/
public function testMyLocaleUrl()
{
// 指定したページへ移動 (実在しないURLでもOK)
$this->get('https://foo.com:8080');
// ヘルパー関数を実行し、加工されたURLを取得する
$actual = my_locale_url('ja');
// 期待と実際が同じであることを確かめる
$this->assertEquals('https://foo.com:8080/?lang=ja', $actual);
// テスト2回目
$this->get('http://bar.info:9999/?lang=ja');
$actual = my_locale_url('en');
$this->assertEquals('http://bar.info:9999/?lang=en', $actual);
// テスト3回目
$this->get('https://baz.io/posts?lang=en&page=23');
$actual = my_locale_url('ja');
$this->assertEquals('https://baz.io/posts?lang=ja&page=23', $actual);
}
その後、composer test -- --filter=HelpersTest
を実行します。
(補足) テスト内でページを移動する方法
Requestファサードはモックできない
テスト対象のヘルパー関数ではRequest::fullUrlを使って現在のページのURLを取得しています。
テストではこの値を取得できないので、何らかの対処が必要です。
しかし、Requestファサードのモックは禁じられています。
Note: Requestファサードをモックしてはいけません。代わりに、テスト実行時はgetやpostのようなHTTPヘルパメソッドへ、望む入力を引数として渡してください。
readouble.com: ファサード (モック)
無理やりRequest::shouldReceive('fullUrl')
と記述してテストを実行すると、下記のように警告されます。
BadMethodCallException: Method shouldReceive does not exist.
HTTPヘルパメソッドとは?
公式ドキュメントに従って「HTTPヘルパメソッド」を使うしかありません。
この「HTTPヘルパメソッド」とは、TestCase
クラスのメソッドのことのようです。
Laravel API: TestCase
TestCase
クラスは全てのテストに継承されているので、テストの中で$this->get('/posts/23')
のように記述することでページを移動できます。
公式ドキュメントでも下記のように説明しています。
getメソッドはアプリケーションに対して、GETリクエストを作成します。
readouble.com: HTTPテスト
get
だけでなく、上のAPIリファレンスにもあるとおり、post
, put
, delete
などあらゆるリクエストを作成できるようです。
(余談) visitメソッドはLaravel5.3まで
get
メソッドを使えばいいと知らずにページを移動する方法を探していた時、visitメソッドを使っている例を見つけました。
ただ、これはLaravel5.4では廃止されたようです。
代わりに、通常のページ移動ではget
を、ブラウザでのページ移動ではブラウザテストのLaravel Dusk
を使います。
また、5.3までのvisit
メソッドを使いたい場合はComposerでlaravel/browser-kit-testing
を追加します。
Stack Overflow: laravel - acceptance test method visit undefinied
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この問題について(Laravel5.7: 単体テストの例), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/sutara79/items/81cf687588c00df0f847著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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