C言語標準ライブラリの概要[2]-文字判定テスト

2766 ワード

ヘッダファイルには、文字をテストするための関数がいくつか説明されています.各関数の変数はintタイプで、変数の値はEOFまたはunsigned charタイプで表される文字でなければなりません.関数の戻り値はintタイプです.変数が指定した条件を満たす場合、関数は0以外の値(真を表す)を返します.それ以外の場合、戻り値は0(偽)です.これらの関数は2.1〜2.11を含む.
7ビットASCII文字セットでは、印刷可能文字は0 x 20('')から0 x 7 E('~')までの文字である.制御文字は、0(NUL)から0 x 1 F(US)までの文字と0 x 7 F(DEL)です.

2.1 isalnum

int sialnum(int ch);

変数がアルファベットまたは数値の場合、関数は0以外の値を返します.そうでない場合は0を返します.

2.2 isalpha

int isalpha(int ch);

変数がアルファベット表のアルファベットである場合、関数は0以外の値を返します.そうでない場合は0を返します.様々な言語のアルファベットは互いに異なり、英語ではアルファベットは大文字と小文字のアルファベットAからZで構成されている.

2.3 iscntrl

int iscntrl(int ch);

変数が制御文字の場合、関数は0以外を返し、そうでない場合は0を返します.

2.4 isdigit

int isdigit(int ch);

変数が10進数の場合、関数は0以外の値を返します.そうでない場合は0を返します.

2.5 isgraph

int isgraph(int ch);

変数がスペース以外の印刷可能な文字である場合、関数は0以外の値を返します.そうでない場合は0を返します.

2.6 islower

int islower(int ch);

変数が小文字の場合、関数は0以外の値を返します.そうでない場合は0を返します.

2.7 isprint

int isprint(int ch);

変数が印刷可能な文字(スペースを含む)の場合、関数は0以外の値を返し、そうでない場合は0を返します.

2.8 ispunct

int ispunct(int ch);

変数がスペース、アルファベット、数値以外の印刷可能な文字である場合、関数は0以外を返します.そうでない場合は0を返します.

2.9 isspace

int isspace(int ch);

変数が空白文字(スペース、改ページ、改行、リターンバー、水平タブ、垂直タブを含む)の場合、関数は0以外を返します.そうでない場合は0を返します.

2.10 isupper

int isupper(int ch);

変数が大文字の場合、関数は0以外を返します.そうでない場合は0を返します.

2.11 isxdigit

int isxdigit(int ch);

変数が16進数の場合、関数は0以外を返し、そうでない場合は0を返します.

2.12 tolower

int tolower(int ch);

chが大文字である場合、対応する小文字を返す.そうでなければchを返します.

2.13 toupper

int toupper(int ch);

chが小文字である場合、対応する大文字を返す.そうでなければchを返します.