Application.mk常用変数

3158 ワード

APP_ABI


説明:ターゲットアーキテクチャを指定します.デフォルトはarmeabiです.
#  
APP_ABI := armeabi

#  , 
APP_ABI := armeabi armeabi-v7a

#  
APP_ABI := all

相関変数:NDK_ALL_ABIS:サポートされているすべてのABIが含まれています.

NDK_TOOLCHAIN_VERSION


説明:GCCコンパイラのバージョンを指定します.デフォルトは4.8です.
#  4.9
NDK_TOOLCHAIN_VERSION := 4.9

相関変数:NDK_ALL_TOOLCHAINS:すべてのツールチェーン名TOOLCHAIN_VERSION:現在のコンパイラバージョン.例えば4.9 TOOLCHAIN_NAME:arm-linux-androideabi-4.9などの現在のツールチェーン名

APP_PLATFORM


説明:ターゲットのAndroid APIバージョンを指定し、デフォルトはandroid-3(Android 1.5)です.
#  Android API 19(Android 4.4.2)
APP_PLATFORM := android-19

相関変数:TARGET_PLATFORM:APP_と同じ値PLATFORM同様APP_PLATFORM_LEVEL:現在のAPIバージョン.19 NDK_MAX_PLATFORM_LEVEL:最高のAPIバージョンNDKをサポートするALL_PLATFORMS:サポートされているすべてのAPIバージョン

APP_STL


説明:使用するstlライブラリを指定します.デフォルトはsystemです.
#  gnustl( )
APP_STL := gnustl_shared

#  stlport( )
APP_STL := stlport_static

相関変数:NDK_STL_LIST:サポートされているstlライブラリAPP_CPPFLAGS:C++コードのコンパイルオプション

APP_MODULES


説明:コンパイルするモジュール名の集合、モジュール名はAndroid.mkファイルのLOCAL_MODULEが指摘.
#  Android.mk 
include $(CLEAR_VARS)
LOCAL_MODULE := module1
include $(BUILD_SHARED_LIBRARY)

include $(CLEAR_VARS)
LOCAL_MODULE := module2
include $(BUILD_SHARED_LIBRARY)

include $(CLEAR_VARS)
LOCAL_MODULE := module3
include $(BUILD_SHARED_LIBRARY)

# Application.mk
APP_MODULES := module1 module2

上記の例は、module 1とmodule 2のみをコンパイルし、module 3をコンパイルしないことを示している.

APP_OPTIM


説明:最適化オプション、デフォルトはreleaseです.オプションの値はdebugとreleaseです.releaseモードではファイル容量が小さく、debugモードではデバッグ情報がより多く提供されます.
相関変数:NDK_DEBUG:NDKコンパイルオプションで1の場合にdebugモードが開き、debugモードでgdbserverなどのファイルが生成されます.