TypeScriptでReact開発をするとPropTypesを書かなくてもよくなりそう


初めてTypeScriptでReact(tsx)を書いてみたのですが、ジェネリクスが上手く使われていて好きな感じでした。

import * as React from "react";

interface Props {
  count: number;
}
interface State {}

class App extends React.Component<Props, State> {
  render() {
    return (
      <div>{this.props.count}</div>
    );
  }
}

通常はReact独自の型定義記法であるPropTypesを書いていくのですが、DefinitelyTypedの型定義ファイルが良い味を出してくれているおかげで、TypeScriptのエコシステムの範疇でPropTypesやStateの型定義を行うことができます。

実例

どのくらい良い味が出ているかというと、this.props.まで書いたときに補完がモリモリ出てきます。

また、コンポーネントを使う側でもモリモリ補完が利きます。

補完だけではありません。必須の(interfaceで?を付けていない)項目を渡していない場合には、エラーまで出してくれます。

まとめ

控えめに言って最高かよ、という気持ちでした。実行時のワーニングに頼り切りになるPropTypes定義よりも安心感があります(ジャバer並感)。

現場からは以上です。

おまけ

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