【Talend】OracleJDKから、OpenJDKへの切り替え

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Talend Java Java テキストリンク

概要

Talend Open Studio 7.1 より、「OpenJDKのサポート」が行われているとのことなので
OracleJDKで起動させていたTalend Open Studio7.1のJDKを、OpenJDKに切り替えてみました。

前提

私の環境にインストールしたTalendは、OracleJDK8で起動させています。
tJavaを使用して起動中のJavaバージョンを表示させました。

tJavaに下記を設定しました。

System.out.println("java.version         = " + System.getProperty("java.version"));
System.out.println("java.vendor          = " + System.getProperty("java.vendor"));
System.out.println("java.runtime.version = " + System.getProperty("java.runtime.version"));
System.out.println("os.name              = " + System.getProperty("os.name"));

Talendジョブを実行すると、下記が標準出力されます。

ジョブ javaversioncheck を 04:05 10/03/2019 に開始しました。
[statistics] connecting to socket on port 3688
[statistics] connected
java.version         = 1.8.0_151
java.vendor          = Oracle Corporation
java.runtime.version = 1.8.0_151-b12
os.name              = Windows 10
[statistics] disconnected

ジョブ javaversioncheck が 04:05 10/03/2019 に終了しました。 [終了コード=0]

OpenJDKのインストール

JDKディストリビューション

OpenJDKには、複数のJDKディストリビューションが存在します。

インストール

Talendは、こちらの Zulu を推奨しているのと、インストーラーがあることから、
下記 ZuluのOpenJDKをインストールすることにします。

ZuluのJDKのダウンロード

  • zulu8.36.0.1-ca-jdk8.0.202-win_x64.msi　をダウンロード

  • msiファイルを実行して「Next」

  • インストール場所の指定が特になければ、そのまま「Next」

  • 「Next」

  • 「はい」を選択

  • 「Finish」

  • インストールが終わり、パスの設定をします。

「コントロール パネル」⇒「システムとセキュリティ」⇒「システム」⇒「システムの詳細設定」
「詳細設定」タブ⇒「環境変数」
システム環境変数の「JAVA_HOME」設定を
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_151 ⇒ C:\Program Files\Zulu\zulu-8 に変更

システム環境変数の「Path」設定の先頭に、%JAVA_HOME%\bin を設定

Javaのバージョン確認

Talendを再起動させ、JDKを確認するジョブを実行してみると
OpenJDKに切り替わっていることが確認できます。

ジョブ javaversioncheck を 02:47 12/03/2019 に開始しました。
[statistics] connecting to socket on port 3437
[statistics] connected
java.version         = 1.8.0_202
java.vendor          = Azul Systems, Inc.
java.runtime.version = 1.8.0_202-b05
os.name              = Windows 10
[statistics] disconnected

ジョブ javaversioncheck が 02:47 12/03/2019 に終了しました。 [終了コード=0]

参照記事

The Minion Game
動的計画——POJ 2479 Maximum sum