平成 ソフトウェア・プログラミング・IT(個人記録)
平成に入ってから(1989年から2019年)のソフトウェア・プログラミング関連事項を整理する。
なお、一部、伝聞の事項があり、現在資料を検索中です。
元資料の現在のありかをご存知の方はご連絡くださると幸いです。
<この項は書きかけです。順次追記します。>
VZエディタ
1989年発売。Dos用エディタとしてMifesより後発で、Mifesより安価。N5200用に移植し、全バージョン中最も高速スクロールすることで著名に。高速になったのは、あるアセンブラの命令を注釈にしただけ。
VZエディタ移植(porting)に当たって実施したことと成果
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5551be98dcbed8f41949
Windows 95
1995 Windows 95が出た。TCP/IPを標準装備。telnet使える。メーラソフト同梱。マニュアルがない。
技術評論社からマニュアル本作成の依頼が来た。VZエディタ(ビレッジセンターは技術評論広告社の社長が興したもの)つながりで、技術評論社は訪問したことあり。
Microsoft Exchange 活用ガイド 技術評論社
https://www.amazon.co.jp/dp/477410289X
初めてのWordでの入稿。初稿で、編集者の意見で3分の1を削った。
マニュアル本は初めてだった。
読者が何を興味を持つかを外していた。
素直に言われた通りにした。
一番困ったのは、Faxがうまく動作しないこと。
一度も通信に成功しないまま、本を出してしまうのは後ろ髪が引かれる。
PCにFAXボードをさしたもので試験してもうまく動作しない。
手元にある、ありとあらゆる機材で試験して、1度FAXできて校了。
丸1週間、誰も使わないかもしれない不便な機能の確認に費やした。
自分の技術力がないのに、不便だと書くだけでは通信屋の名折れになる。
通信屋じゃなければ、そんな試験はせずに、ただ不便だと書くだけでよかったのだ。
読者に不便なものを説明しても仕方がない。
4-5年後、BOOK OFFに100円でならんでいた。
すでにソフトウェアは他のものが一般的になっていた。
よく捨てずに、BOOK OFFに出してもらえたと感謝。
imode
imodeの開発には直接関わっていない。
1998年、imodeの開発の過程(process)を評価する教材をNTT Softと一緒に作成した。
4分の3がNTT Softの例、4分の1が自分がある学生と作った通信アプリの例をいれた。
開発方法は機敏(agile)。
CMMを情報源とするISO/IEC TR 15504 Software Process Assessmentの教材で、機敏(agile)な作業(process)をどう評価するか。
JISAが採用し、日本規格協会、日本情報処理推進機構が引き継いで、約20年間利用した。
2018年、名古屋市工業研究所で演習を実施している。
実際の開発で、富士通が関わっていたことが後になってわかった。
imode開発を題材にした教材の教育を富士通の方が受けていただいた時、
やけに内情に詳しいなと思った。
ネットで検索したら、関連記事に当たった。
1997年ごろ、ISO/IEC TR 1504 part 5の投票に際して、100ほど機敏(agile)な作業方法について意見を提出した。3分の1が採用になった。当時の規格で機敏(agile)な作業を診断できることがはっきりした。
一番大きな事項は、情報交換の仕組みをかなりのプロセスに入れたこと。
今でいうgit, dockerがあれば、ほどんどの作業を自動で記録でき、人でで作業記録を作る必要はない。
仮説・検証(51)公開算譜は機敏だ(An Open Source Project is Agile)GitHub with Docker
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/5dd49a046b5991af3a5e
ISO/IEC TR 15504, 15504, 33001
ISO/IEC TR 15504発行が1998年
自分がeditorをしたISO/IEC 15504 part2発行が2003年。
JIS, JIS TRの発行に約20文書参加。
セミナ開催は100回以上。参加人数は1000人程度。
成果は限定的。基本は機敏(agile)
ISO/IEC JTC1 SC7 WG10でRationalのUnified Processを参照したいと提案したが、
Licenseの許諾、著作権等で実現しなかった。
具体的な中身は、その前に、Unified Processの元になった資料を参考にコメントを1997年に出している。
技術士
情報処理学会情報規格調査会ISO/IEC JTC1 SC7 WG10国内委員会に、2000年に技術士が3人いた。
30代、40代(自分)、50代
30代の技術士の方の紹介で、技術士会での講演を数度させていただいた。
恩返しとして、技術士の方の書かれた本 1000冊を読書メーターに感想を記載し、
researchmapに一覧を作成した。
技術士の方の書かれた本 1000冊
https://researchmap.jp/joisejlwr-1834722/
情報工学の専門家に読んで欲しい月刊「技術士」の記事544
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/29ea1465cc228de17ca6
技術士2017 年2 月号, 想定外を減らす11 個の「魔法の言葉」Eleven “Guide Words”to Eliminate the Unexpected 小川清, pp16-19, 安 全・安心シリーズ
技術士が書いた本・冊子類(IT業界・製造業向け)200+3
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/774665826e8a91ad4bd7
2000年問題
IEEE は標準で対応した。
PCのBIOSのようにソフトを置き換える必要があること
長期的視点で書き換えるとよいこと
短期的に乗り越えればよいかと、
対応するより破棄するとよいこと、
などを分類整理。
名古屋市工業研究所では、ISO/IEC TR 15504にもとづいて、2000年問題への対応について、特に短期的に乗り越えることについて報告した。
CBCテレビから取材を受け、番組で流れた。
TOPPERS/AUTOSAR
2000年に公開。法人化する前に、豊橋技科大での第一回カーネルソース勉強会に参加した。
TOPPERSまとめ #名古屋のIoTは名古屋のOSで
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9026c049cb0309b9d451
athrill(アスリル) を使用して TOPPERS OS(ASP3) をデバッグ
https://qiita.com/kanetugu2018/items/1f2ef93c9e1fa7a29f97
Autosar 2.0を読む
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/b44a1047c2c517d522fe
AUTOSAR文書の読み方(文書番号と発行年)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/daa3f7de7e86b89bcc33
AUTOSAR わかりにくいこと11
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/68b0da5bee1421200a11
9.11
2001.9.11直後、ロシアでISO/IEC JTC1 SC7WG10国際会議があった。
アメリカのメンバはDoDの投資対象の組織でテロの対象になる可能性があり欠席した。
それでも会議そのものがテロの対象になる可能性があり出張の自粛のお達しがあった。
会議参加者がロシアアカデミーから別会合の招待があり、断れないので行くという。
同じシリーズのeditorをしていたため、参加することにした。
IT関係の会議でも、いくつかの国は軍の仕事をされている関係者はいる。
電子計算機がミサイルの制御のために高性能化してきたことを考えると、
日本以外の多くの国がIT開発の第一出資者は軍であった。
ソ連崩壊後、ロシアとアメリカの力関係の差がつくと、
米軍のIT出資比率も下がり、軍が国際規格を積極的に利用し、軍主導の規格作成から切り替え始めた。
リーマンショック
2008年いくつかのIT企業が閉じられた。
閉じたのはIT企業だけではない。
ITで経済危機を乗り切る方策を準備していなかったことを反省。
安全工学シンポジウム
ETSSを利用した機能安全対応スキル判定と教育訓練
小川清, 渡部謹二, 斉藤直希, 堀武司, 奥田篤, 水口大知, 吉岡律夫, 渡辺登
安全工学シンポジウム 2008 347-350 2008年7月
https://jglobal.jst.go.jp/detail?from=API&JGLOBAL_ID=200902276174097507
安全に貢献するソフトウェア関連国際規格
水野智仁, 森川聡久, 小川清, 斉藤直希, 渡部謹二, 堀武司
安全工学シンポジウム 2009 324-327 2009年7月
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?from=API&JGLOBAL_ID=200902216133216868
安全分析,状態記述と形式手法に着目した安全教育とスキル
堀武司, 小川清, 斉藤直希, 渡部謹二, 森川聡久, 服部博行
安全工学シンポジウム 2009 86-87 2009年7月
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?from=API&JGLOBAL_ID=200902253843723370
安全関連システムのためのOSの検討
斉藤直希, 堀武司, 小川清
安全工学シンポジウム講演予稿集 2009 316-319 2009年7月
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?from=API&JGLOBAL_ID=200902207171080687
HAZOP手法の展開
小川清, 斉藤直希, 渡部謹二
安全工学シンポジウム 2010 374-377 2010年7月
自動車制御用プラットフォームの機能安全対応
竹内舞, 水野智仁, 森川聡久, 小川清, 斉藤直希, 渡部謹二
安全工学シンポジウム 2010 378-381 2010年7月
安全関連系の設計のためのHAZOPの展開
小川清, 斉藤直希, 渡部謹二
安全工学シンポジウム 2011 174-175 2011年7月
より効率的なHAZOP-TRIZを利用した設計変更への対応,小川清, 安全工学シンポ, 2012
HAZOPと関連手法の展開,小川清, 名古屋市工業研究所,安全工学シンポジウム, 2013
ソフトウェアFMEA を体系的に実施する出発点としてのMISRA-C,
中野泰伸,原浩晃,森川聡久,小川清,安全工学シンポジウム2014
作業診断の国際規格適合とアセッサの訓練, 小川清,安全工学シンポジウム2014
安全(safety)と安心(security)に関するC言語コーディングッヒョウ順の取り組み MISRA-C, CERT C and TS17961, 日本学術会議安全工学シンポジウム ,小川明秀, 小川 清 2015年 7月 2日
安全分析において、HAZOP,FMEA,FTAの組み合わせによる リスクアセスメントの進め方の検討 日本学術会議安全工学シンポジウム ,小川明秀, 小川 清 2015年 7月 2日
MISRA-‐C++とCERT C++ による安全・安心システムへの貢献 STARC RTL設計スタイルガイドとHAZOPを 使って, 小川清, 安全工学シンポジウム, 日本学術会議, 2016
b安全分析におけるHAZOP-TRIZ連携の試み, 小川明秀, 小川 清, 安全工学シンポジウム, 2016年
Raspberry PIの安全と安心対策, 小川清,斉藤直希, 安全工学シンポジウム, 2017年7月5日
TRIZ-HAZOP連携による交通安全分析 小川明秀, 小川清,安全工学シンポジウム, 2017年7月5日
2011.3.11 平成三陸津波・原発事故
IEC HAZOPで分析し、安全工学シンポジウムで発表。
2008年から2017年まで連続安全工学シンポジウムで発表してきた。
2010年までの発表で、原発対応について切り込んでいなかったことを反省。
python
言語処理100本ノックをdockerで。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7e7eb7c543e0c18438c4
いろいろな資料で、計算することがあれば、なるべくpythonの式を書いて、いつでも、どこでも電卓がなくても再計算できるようにしている。
例1:鉄道(6)名古屋「市営地下鉄 各駅乗車人員の推移」に基づく分析
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f6fc5a9e2c6617b31b0d
$ python
>>> print (( 50945651 + 11626251) * 2065394 /(20728395 + 4284663 ))
5166726.553761959
例2:
無線網(Wi-Fi)空中線(antenna)(43) dB(デシベル)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/ca383e85371fdc90ce63
$ python
>>> import math
>>> math.log10(1.64)
0.21484384804769785
>>> 10 * math.log10(1.64)
2.1484384804769787
docker
Dockerをどっかーらどうやって使えばいいんでしょう。TOPPERS/FMP on RaspberryPi with Macintosh編 5つの関門「名古屋のIoTは名古屋のOSで」
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9c46c6da8ceb64d2d7af
やりかけ
平成でやりはじめて、まだ成果をだせていない分野。
機械学習
なぜdockerで機械学習するか 書籍・ソース一覧作成中 (目標100)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/ddd12477544bf5ba85e2
遺伝子
遺伝子解析、遺伝子機能解析
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/150646f72c55a36f8c39
iPS細胞
「はたらく細胞」(1) 特許を探す。罠4つ。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/8e6d028c250f629ebcde
特許調査から着手中。
量子計算機
「量子コンピューティング技術シンポジウム」@京都 20190311 に参加して
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/76b5c6d18703b9ab86d5
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20190430 朝
ver. 0.02 python 機械学習 追記 20190430 午前
ver. 0.03 Athrill追記 20190430 夕
ver. 0.04 AUTOSAR追記 20210529
Author And Source
この問題について(平成 ソフトウェア・プログラミング・IT(個人記録)), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/3fb7d7b433afa6a122e4著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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