AWSで基盤お試し構築~セキュリティグループ&EC2~


前回の話

AWSで基盤お試し構築~サブネットとインターネットゲートウェイ~

前回までにやったこと

VPCを作ってap-northeast-1xにサブネットを作りました。
インターネットに接続できるように、インターネットゲートウェイを作りました。


前回までの作業で完成したとこ

枠ばっかりできてきた。


今回目指すところ

謎の赤い枠と謎のオレンジの物体を作る。


準備(確認)

さんざん言っていることですが…

  • リージョンが「東京」になっていることを確認する
    • 「EC2立てたぜヒャッホーイ」と思ったら、全然違うリージョンだったとか、意外とやりますよね。
      自分だけ…?

セキュリティグループを作成する

まずは「謎の赤い枠」を作成していく。


そもそもセキュリティグループって何者…
  • 縄張りの中に家を作っても、全員顔パスで入れてしまうと泥棒し放題になる。
  • それを防ぐために、ゲートを作って、怪しいやつは問答無用で倒したいと誰もが思うはず。
  • セキュリティゲートの役目をするのが、セキュリティグループと思ってもらえればとりあえずいいと思う。

毎度毎度のマネジメントコンソール

今回はEC2のページを開く。たどり着き方は人それぞれ。
自分は「最近アクセスしたサービス」にEC2がいるので、そこから行きます。
あとは↓のやり方でだいたい行ける。

  • 「サービスを検索する」で"EC2"と入れる
  • 「すべてのサービス」からEC2を探す

セキュリティグループの画面を開く

左側のリストに「セキュリティグループ」があるはずなので、それを選択する。
「ネットワーク&セキュリティ」の中にあるはず。


  • セキュリティグループの一覧が表示されるので、青いボタン「セキュリティグループの作成」を押下する。

  • 「セキュリティグループの作成」が表示されてくる。

  • 設定項目に何書いたらいいか相変わらずわからない…                       
    設定項目 説明
    セキュリティグループ名セキュリティグループの名前を設定する。好きな名前を付けていい。
    説明セキュリティグループの説明。どういう用途かを書いておけばとりあえずok。"Webサーバ用"とか。
    VPCどのVPCに紐づけるかを指定する
    セキュリティグループのルールどの通信をだれに対して許可するのかを設定する

  • 今回は以下のように設定する
                
設定項目 設定値
セキュリティグループ名好きな名前で。
説明好きな説明で。
VPC前々回作成したVPCを指定する

  • セキュリティグループのルールは以下のようにする。                       
    設定項目 設定値
    タイプhttp
    プロトコル(自動入力)TCP
    ソースマイIP
    説明なんか適当に

  • 全部入れたらこんな感じになると思われるので、右下の「作成」を押下する。

  • 作成したセキュリティグループが一覧に表示されているはず。

図で見る今の立ち位置

謎の赤い枠ができた


EC2を立ててみる。

「謎のオレンジ」を作りましょう。


毎度毎度のマネジメントコンソール

今回はEC2のページを開く。たどり着き方は人それぞれ。
自分は「最近アクセスしたサービス」にEC2がいるので、そこから行きます。
あとは↓のやり方でだいたい行ける。

  • 「サービスを検索する」で"EC2"と入れる
  • 「すべてのサービス」からEC2を探す

  • VPCとは趣が若干違うページが表示されたはずなので、青いボタン「インスタンスの作成」を押下してみる。

--

  • そうすると、こんなウィザード的な画面が表示されるはず。

Break…EC2が立ち上がるまでの道のり

そもそもこれから何やるのかって話をしないと、訳わからなくなりそうな気がした。(自分が)


  • やること

①マシンイメージを選択する
②インスタンスタイプを選択する
③インスタンスの設定(おもにネットワーク周り)を行う
④ストレージの設定を行う
⑤タグを設定する
⑥セキュリティグループを設定する


マシンイメージを選択する
  • Amazon Machine Image。いわゆるAMI。アミっていうらしいです。  
    • AWS関係でアミ網言ってたらコレの話。
  • 要するに、サーバをまるっとパッケージにしたイメージ。
  • まずは、要件的にどのOSなのか観点で選んだらいいのでは。。。

インスタンスタイプを選択する
  • CPUの数とかメモリのサイズとかネットワークの太さとか、、、要件に従って決める。
    • GPU付きが良ければ、GPUインスタンスとかを選んでみたらよろし。
  • m3->m4->m5って数字がでかくなってくるに従って、性能はいい割に費用は安くなる不思議。
    • 個人で使うならmicroとかでいいと思われる。無料枠だし。

インスタンスの設定(おもにネットワーク周り)を行う
  • 前回、前々回で作ったVPCとかサブネットを関連付ける

ストレージの設定を行う
  • ストレージのサイズはここで設定する。
  • ルートボリューム以外も作れる

タグを設定する
  • 名前つけてあげましょう

セキュリティグループを設定する
  • さっき作ったセキュリティグループをアタッチしよう。
  • ここでも作成できるけど、説明し辛いから先に作っておいてみた。

ということで、EC2を作成

マシンイメージを選択する
  • 一番上のAmazon Linux 2を選択する

インスタンスタイプを選択する
  • 無料利用枠で使いたいので、t2.microにしておく。

インスタンスの設定(おもにネットワーク周り)を行う
  • VPCとサブネットは、前々回あたりから作成してきたやつを使う。

  • サーバにインターネットからつながるよう、パブリックIPを有効にする。

  • シャットダウン動作は「停止」にしておく
    • 「終了」にすると、shutdownコマンド叩いたらそのままterminateされてインスタンスが消える。
  • 削除保護の有効化にもチェックを入れて、間違って消さないようにする

ストレージの設定を行う
  • 特に要件がないので、デフォルト設定にしておく
    • サイズを変えたりストレージを足したりしたいときは、この画面で設定する

タグを設定する
  • 分かりやすい名前とかを付けてあげる
    • タグの値でサービスを制御するとかっていう使い方もある。なんだったかは忘れた。

セキュリティグループを設定する
  • 「既存のセキュリティグループを選択する」を選択する。
  • さっき作成したセキュリティグループを選択する。

全部終わったら「確認と作成」を押下する
  • こんな画面が出るけど、無視して進める。

  • 確認画面が出るので、「起動」を押下する

  • キーペアを作成してあげる。
    • キーはなくしたらおしまいなので、ちゃんと保存しておきましょう。
    • SSMで接続する手もあるけど。
    • Gitにキーを上げると楽しいことが起きるらしいです。

作成が始まった。
  • 右下「インスタンスの表示」を押下する

  • 無事にEC2が起動してきた
    • インスタンスのステータスが"Running"なら起動している
    • pendingとかstoppingとかterminatingとかstoppedとかterminatedだと動いてない。

図で見る今の立ち位置

ひとまずサーバは立ったし、インターネットにもつながるはず。

Webサーバが欲しいけど、まだWebサーバになりきれてないのでもう少し頑張る


まだ終わらないので次へ

AWSで基盤お試し構築~サーバでコマンドを叩ける環境を作る~