AWS無料枠内でWebサーバ(EC2)を起動し、httpとsshで接続する方法


1つのパブリックサブネット内の一つのEC2を起動する。
つまずきポイントを主に記載。

前提

  • クライアントはMac
  • AWSのアカウントは作成済
  • 無料枠のため、Elastic IPは使わない

VPC

  • VPC
    1.VPCの作成
    2.名前、IPv4 CIDRブロック決め
    3.VPCを選択→アクション→DNS解決の編集→はい
    4.VPCを選択→アクション→DNSホスト名の編集→はい

  • サブネット
    1.サブネットの作成
    2.VPCに作成したVPCを指定
    3.CIDRブロック決め

  • インターネットゲートウェイ
    1.インターネットゲートウェイの作成
    2.インターネットゲートウェイを選択→アクション→VPCにアタッチ→作成したVPCを指定

  • ルートテーブル
    1.ルートテーブルの作成
    2.作成したVPCを指定
    3.ルートテーブルを選択→ルート→編集→
    「送信先:0.0.0.0/0」「ターゲット:インターネットゲートウェイ」を追加→保存
    4.サブネットの関連付け→編集→作成したサブネットの関連付けにチェック→保存

  • ネットワークACL
    デフォルトのままとする

  • セキュリティグループ
    1.セキュリティグループの作成
    2.名前、グループ名、説明を記載
    3.VPCに作成したVPCを指定
    4.作成したセキュリティグループを選択→インバウンドのルール→編集
    「タイプ:HTTP80」「プロトコル:TCP」「ソース:0.0.0.0/0」
    「タイプ:HTTP22」「プロトコル:TCP」「ソース:0.0.0.0/0」
    →保存

EC2

インスタンス追加

  • AMIの選択

  • インスタンスタイプ
    t2.micro

  • インスタンスの詳細の設定
    VPC、サブネットは作成した値を設定
    自動割当パブリックIPは有効を設定
    高度な詳細にて、ユーザーデータ欄に以下の3行を記載

#!/bin/bash
yum install httpd -y
service httpd start
  • ストレージの追加
  • タグの追加
  • セキュリティグループの設定 既存のセキュリティグループを選択するにチェックし、作成したセキュリティグループを指定
  • 作成
  • キーペアの作成 新しいキーペアの作成を選択→キーペア名を記載→キーペアのダウンロード
  • インスタンスの作成

http接続方法

1.EC2ダッシュボードのインスタンス画面にて、作成したインスタンスを選択
画面下部のパブリックDNS(IPv4)記載欄のDNSアドレスをコピー。
2.WebブラウザのアドレスバーにコピーしたDNSアドレスを貼り付け
3.以下画面が表示されればOK

SSH接続方法

※mac前提
1.EC2ダッシュボードのインスタンス画面にて、作成したインスタンスを選択
 画面下部のパブリックDNS(IPv4)記載欄のDNSアドレスをコピー。
2.ターミナルを起動
3.ダウンロードしたキーペアのパーミッションを600に変更する
 chmod 600 (ダウンロードしたキーペアのPath)

4.以下のコマンドを入力
 ssh -i (ダウンロードしたキーペアのPath) ec2-user@(コピーしたDNSアドレスを貼り付け)
 ※ec2-userはEC2上でデフォルトで作成されているユーザ

5.以下のメッセージでyesを入力

6.以下の画面が出ればssh接続OK