【PaizaCloud】Ruby on Rails 環境構築


はじめに

ほとんどが初心者のハッカソンに参加した際にWin機Mac機が混在していたり
インストールに時間がかかったりと環境構築に時間を取られるのが非常にもったいなかったので
クラウドテキストを利用することで環境構築なしで開発に入れるようまとめました。

手順

PaizaCloudに会員登録

今回はPaizaCloudというサービスを利用します。
下記リンク先のサイトです。
https://paiza.cloud/ja/

会員登録をメールアドレスなりgithubアカウントなり好きな方法で済ませましょう。

私はGitHubアカウントを使って登録しました。

PaizaCloudのプランを選択

アカウントを作成してログインすると、下のようなページが表示されます。

右上のアカウント名をクリックして、出てきたメニューの「アカウント」をクリック。

プランを選択。
今回は無料プランを選びました。
無料プランは一度作成したサーバを24時間しか使えないので、
長期の開発や複数日にわたるハッカソンではおすすめできません。
1~3日ほどのイベントや開発であれば無料で十分だと思いますが、自分の用途に合わせてプランを選択してください。

サーバの作成

会員登録とプランの設定が済んだら、早速使用するサーバの作成に入っていきましょう。

ヘッダーにある新規サーバ作成ボタンをクリック。


サーバ名を入力(好きな名前でいいです。特にこだわりなければ何も変更しなくて良いです。)
Ruby on Rails, MySQL, phpMyAdmin を選択し、
右下の「新規サーバ作成」ボタンをクリック。

これで使用するサーバの作成が完了しました!

gitの設定

もう開発に入れる状態ですが、スムーズにチーム開発できるようにgitの設定をしておきましょう。

ターミナルを開きます。

ssh鍵の生成

下記のコマンドを実行。

# .sshディレクトリに移動
$cd .ssh
# ssh鍵の生成
$ssh-keygen

2つめのコマンドを実行すると3つほど質問(画像のEnterから始まる3行です)されますが、
とりあえず何も入力せずにenterキー押しておけば大丈夫です。

次に鍵を表示するコマンドを実行

# 鍵を表示
$cat id_rsa.pub

出力された鍵をコピーしてgithubに登録します。

GitHubにSSH鍵を登録する

登録する作業の説明をするので、わかる人は飛ばしていただいて結構です。

githubにログインした後、ヘッダーにある自分のアイコンをクリックするとメニューが出てきます。
「Settings」をクリックしてください。


「SSH and GPG keys」を選択。


「New SSH key」をクリック。


titleに好きな名前、keyに先ほどコピーした内容を張りつけ、「Add SSH Key」をクリック。
これで鍵の登録は完了です。

リポジトリを持ってくる

先ほどのターミナルに戻ってください。
下記コマンドを実行して、ホームディレクトリに移動します。

# ホームディレクトリに移動
$cd

リポジトリをローカルに持ってきます。

# リポジトリを自分の環境にコピー
$git clone [コピーしたいリポジトリのURL]

#例(今回はこちら)
$git clone https://github.com/MaiHal/jisui.git

実行すると、ディレクトリが増えて、内容がコピーできてるはずです!

Railsのコマンドを使えるようにする

まずはディレクトリを移動

#アプリケーションのディレクトリに移動
$cd ディレクトリ名

#例(今回はこちら)
$cd jisui

下のコマンドで必要なライブラリをインストールしましょう。

$bundle install

環境構築終了です!ガンガン開発していきましょう!

補足

コマンドからrailsサーバを落としたい時。

$pkill -f puma