顔認識APIについての個人的まとめ2017年秋版


機械学習を勉強するにあたり座学だけでなくやっぱり実践したほうがいい、ということでAPIについていじり始めようかと検討しています。
DeepLearningでもよく事例に出てくる画像解析、特に顔認識についていろいろやっていこうかなと考えているため、今回は顔認識APIを軸にいろいろ検討して行きます。

記事をいくつかに分けて書いていこうかと思います(全てをゼロ円で検証できないので。。。)今回は調査ベースのまとめをやります(次回からは実際コード書いて検証ですかね)

私が調べて見て見つけた顔認識が使えるAPI

費用感

Face++とdetectFace()は無料です。(detectFaceの場合はSDKとしてソフトに組み込みたいときは有料らしい)

Google Cloud Vision APIは月ごとに課金されます。最初の1000ユニット(API1000回呼び出し)は無料です。次の1001ユニット目以降はお金が発生します。厳密に言うと1001ユニット目- 5000000ユニット目までは1000ユニット1.5ドル。 5000001ユニット目からは1000ユニット0.6ドルです。

Amazon Rekognitionについては、最初の 12 か月間、毎月最大 5,000 の画像を無料で使用可能。また、最大 1,000 の顔を無料で保存可能。その枠を越えた場合は、1000ユニット単位で料金が課金されます。

FaceAPIについては、料金形態は以下のようになります。特徴的なのは、FreeとStandardってあって1分あたりに呼び出せるAPI数に制限があるかないかが違っています。

IBM Visual Recognitionについてはプランが3つほどあって・・・Premiumとかなると「時価」的な扱いみたいです。
https://www.ibm.com/watson/services/visual-recognition/#pricing-block

以下に一月に呼び出したAPI数に準じて料金がどう変わるかを表にしました。(金額の単位はドルです。)こうして見るとAmazonのほうが総じて安いように見えますが・・・。

ユニット数 Google Cloud Vision Amazon Rekognition Face API(Standard) IBM Visual Recognition(Standard)
500 0 1 1.5 2
5300 7.5 6 9.0 21.2
16500 24.0 17 25.5 66
250000 373.5 250 375.0 1000
2000000 2998.5 1800 2600 8000
10000000 10498.5 8200 9150 40000

これから・・・

とりあえず文献だけあさって得られた知見をまとめました。ただし、文献だけだときちんとした形に応用できないので次はいくつかのAPIについて実際に使って検証してみようかと考えています。

参考文献

Amazon Rekognition

https://qiita.com/OMOIKANESAN/items/c5d1dfe5c00105739dcf
https://aws.amazon.com/jp/rekognition/faqs/
https://capsulecloud.io/blog/aws/4372
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-rekognition-update-estimated-age-range-for-faces/

Watson Visual Recognition