Milc code でildg file を操作する手法。


これは、前回の続き。

!!! ロード、うまくいきません !!!!

https://usqcd-software.github.io/

  1. qmpをダウンロード、解凍
  2. qio をダウンロード、解凍
  3. c-lime をダウンロード、解凍

現時点でのファイル名は、以下。

usqcd-software-qio-28eb6be
usqcd-software-qmp-07c0046
usqcd-software-c-lime-d191881

qioとc-lime ディレクトリの中で ``autogen.sh'' を実行する。

Home directory に下記のディレクトリを作る。

  • scidac
  • scidac/c-lime
  • scidac/qmp
  • scidac/qio
  • scidac/qmp-single
  • scidac/qio-single

qmpを解凍し、build ディレクトリを作り、

../configure  --prefix=$HOME/scidac/qmp CC=gcc CFLAGS="-O3" 
make;make install

さらにqmp-sigleもいれる。

../configure --prefix=${HOME}/scidac/qmp-single CC=gcc CFLAGS="-O3" --with-qmp-comms-type=SINGLE 
make;make install

次にqio を入れるがコツが必要。

まず、c-lime の解答したディレクトリのパスをコピー。これを CLIMEPATH と呼ぶことにする。

qio の解凍したディレクトリに入り、
other_libsの中で

ln -s CLIMEPATH c-lime

を実行し、リンクをはる。親ディレクトリに戻る。

そして、build を作り、入る。

../configure --prefix=$HOME/scidac/qio CC=gcc CFLAGS="-O3" --with-qmp=$HOME/scidac/qmp --disable-qmp-route
make
make install

これでqio が入った。qio-single も同様に、 (おそらく、ここがおかしい)

../configure --prefix=$HOME/scidac/qio-single CC=gcc CFLAGS="-O3" --with-qmp=$HOME/scidac/qmp-single --disable-qmp-route
make
make install

Milc で使うなら更にもう1ステップ。

Milcのディレクトリに行き、たとえばpure_gauge ディレクトリに行く。
そして、前回のとおり、Makefile を親ディレクトリからコピーしておく。

Makefile の中で

SCIDAC = ${HOME}/scidac

と"install"を削りさらに、

WANTQIO = true # or blank.  Implies HAVEQMP.

とする。

ここまでくれば、

make su3_hmc

とすれば、hmc のコンパイルができる。

がロードできない…。