CentOS6.5にCouchDBをインストール


はじめに

CentOS 6.5に、epelレポジトリからCouchDBをインストールします。
ただし、最新版のCouchDBが1.6.1なのに対してepelからインストールされるのは1.0.4と非常に古いです。

最新版をインストールするには、依存パッケージをインストールしてソースからビルドすることになります。

公式のインストール手順には依存パッケージのことしか書いてありませんでした。
Community installation guideの方に、CentOS 5のインストール方法があるのでそちらを参考にします。
(っていってもepel追加してyum installするだけ)

手順

epelレポジトリインストール

$ sudo rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

CouchDBインストール

$ sudo yum install -y couchdb

CouchDBはerlangで書かれているので、erlangやその他もろもろが一緒にインストールされます。

設定ファイル編集

初期の状態だと127.0.0.1にバインドされてしまいます。
0.0.0.0でバインドされるように、設定ファイルを編集します。
設定ファイルは/etc/couchdb/local.iniです。

/etc/couchdb/local.ini
...

[httpd]
;port = 5984
;bind_address = 127.0.0.1
bind_address = 0.0.0.0
; Uncomment next line to trigger basic-auth popup on unauthorized requests.
;WWW-Authenticate = Basic realm="administrator"

...

起動

起動します。

$ sudo service couchdb start

確認

CouchDBにはFutonというWebUIが付属しているので、そちらにアクセスしてみます。
http://<HOST>:5984/_utils/にアクセスします。

こんな感じの画面が出たら成功です!
データベースの作成やドキュメントの編集ができます。

おわりに

WebUIが標準でついてるのは面白いですね。
ロゴの人はただでさえソファでだらけの境地みたいなカッコしてるのに、布団まで引っ張りだしてまだだらけるつもりなんですね。