HuaweiのTecal ES3000(PCIe SSD)のドライバー設定方法


 

概要  

  
サーバにHuaweiのTecal ES3000(PCIe SSD) を差した際の、ドライバー設定方法です。
 
導入事例がまだ少ないため参考資料が乏しいので、投稿しておきます。
※簡易版のメモみたいなものなので、参考になるかはわかりません。

 

手順:

・ ドライバ/ファームウェアを、ダウンロードサイトから入手
・ ドライバのインストールとバージョン確認
・ ファームウェアのアップグレード
・ 最後に...

 

ドライバ/ファームウェアを、ダウンロードサイトから入手

 

ダウンロードサイト

http://support.huawei.com/enterprise/#tabname=softwaredownload  

 

1.タブのSoftwareをクリックし、その下にあるProduct SoftwareメニューのITをクリックします。
 

 

2.次に、ServerメニューにあるAcceleratorのTecal ES3000をクリックします。
 

 

3.各バージョンのパッケージが出てきますので、最新版をクリックして下さい。
 

 

4.この中にある、Tecal ES3000 FirmwareとTecal ES3000 Driverをダウンロードして下さい。
インストール先のフォルダは、任意のもので構いません。
 

※Tecal ES3000 Driver SRCは必要ありません

 

 

ドライバのインストールとバージョン確認

※CentOS6.5の場合、バージョンを6.4にダウングレードして下さい。依存関係の部分ではまる
可能性がありますので、6.4が確実です。

 
 

1.ファイルの解凍と確認

  

 # unzip Tecal_ES3000_Driver_2.0.0.41.zip

解凍が終了すると、OS毎のフォルダとその下にディストリビューション毎のフォルダが生成されます。インストールに使用するドライバはそれぞれのOS環境に合わせたものを選択して下さい。

 

2.インストールの実行

 

 # yum -y install irqbalance
 # rpm ivh hio-2.0.0.41-2.6.32_358.el6.x86_64.rpm
 # hio_info  //バージョン確認

デバイス情報が確認出来ましたら、インストールは完了です。
 
 
 

ドライバのインストールとバージョン確認

 

1.ファイルの解凍

 # unzip Tecal_ES3000_Firmware_328.zip

 

2.ファームウェアのアップグレード

  # hio_firmware -d /dev/hioa -f hio_fw_328

 
 

3.再起動

  # reboot

 
 

4.バージョン確認

  # hio_info

最新バージョンが確認できたら、アップグレード終了です。
 
 
 

最後に...

 
 
・コマンドhio_infoのオプション

-d :    デバイスを限定して表示する   (引数は、/dev/hioa)
-h :    コマンドのヘルプを表示する
-V :    コマンドのバージョンを表示する