Gradleを使ってAndroidプロジェクトにKotlinを導入する


Android StudioやIntelliJ IDEAではGradleベースのプロジェクトを簡単に作成できて捗りますね。
私自身はAndroidアプリの開発にGradleを積極的に使っているので、GradleにおけるKotlinの導入方法について紹介させていただきたいと思います。

関連記事: KotlinでAndroidアプリをHello World!!

この記事の通りに設定がされていることが前提で解説を進めていきます。

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「New Project→Application Module」ではなく「New Project→Gradle: Android Application」でAndroidプロジェクトを作成します。

「File→Project Structure...」を選択します。すると次のようなウィンドウが表示されます。

左の「Project Settings」から「Modules」を選び、モジュールとしてアプリ本体のモジュールを選択します(画像の例ではSample-Sampleモジュールを選択)。

src/mainディレクトリ直下にkotlinディレクトリを作って「Sources」としてマークします(マークするとディレクトリのアイコンが青くなります)。

「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
先ほど作ったkotlinディレクトリの下に任意のKotlinソースファイルを作成します。
ファイルを作成すると次の画像のように右上に「Configure Kotlin」というタイトルのポップアップが表示されるので「as Kotlin (Android with Gradle) module」をクリックします。

ダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
するとあら不思議!Kotlin導入に必要な記述がbuild.graldeに自動的に追加されます。
これでプロジェクトでKotlinが使えるようになります。