Ruby on Railsでアプリを作ってみよう②


MVC(エム・ブイ・シー)

Railsを始めアプリケーションの処理を表しています。
M=モデル
V=ビュー
C=コントローラー

これからアプリケーションの処理の流れを順番に解説していきます。

それではリクエストを振り分ける役割のルーティングから説明していきます

ルーティング

クライアントからのリクエストに対して対応した行き先を指定します。
トップページをみたいというリクエストがあったとしたら、トップページを表示するための処理にいく道筋をたてます。
configディレクトリのroutes.rbに記述していきます。

Rails.application.routes.draw do
 HTTPメソッド 'URIパターン', to: 'コントローラー名#アクション名'
end

HTTPメソッド

Webアプリケーションを表示する際の、情報やデータなどを送受信するための通信方法をHTTP通信と言いHTTPメソッドとはその処理における種類を表します。

HTTPメソッド(一例) 処理
GET 取得する
POST 送信する、作成する
PUT 更新する、作成する
DELETE 削除する

URIパターン

URLと同じような物でリクエストのパスを表します。

ルーティングの一例

Rails.application.routes.draw do
 get 'tests', to: 'tests#index'
end

ルーティングファイルに次のように記述するとルーティングが設定されます。

rails routes コマンド

現在設定されているルーティングを確認することができます。

rails routes

以下の画像のように表示されます。

prefix

これもパスを表す物です。

Verb

この下に書かれているものがHTTPメソッドです。

つまりこのルーティングは
HTTPメソッドがGETでtestsコントローラーのindexアクションにいく物になります。

次回はコントローラーについて説明していきます。