Unityから組込みAndroid SDKとlogcatをサッと開くエディタ拡張


はじめに

Unity2019は追加モジュールのAndroid SDKでsdkmanagerを実行するのが面倒sdkmanagerを使えるターミナルを起動できるようになったのでadbにも対応し、エディタ拡張をPackage Managerに対応しました。また、Unityからlogcatを見られるdzonatan/Unity3D-LogCat-extensionが便利なのでPackage Manager対応とバグ修正したので一緒に紹介します。

エディタ拡張のunity-android-sdk-helper

Unity2018.1以降で作ったプロジェクトの[Project Folder]/Packages/manifest.jsonを開くとdependenciesキーがあるので以下のようにパッケージを追加するとインストールできます。

{
  "dependencies": {
    "com.github.shiena.androidsdkhelper": "https://github.com/shiena/unity-android-sdk-helper.git#1.0.1"
  }
}

Switch PlatformでAndroidに切り替えると上記のメニューが追加されます。

  • Open terminal with android platform toolsはAndroid Platform ToolsにPATHを通したターミナルを起動します。adbを使うのに便利です。
  • Open terminal with android sdk toolsはAndroid SDK ToolsにPATHを通したターミナルを起動します。sdkmanagerを使うのに便利です。 またWindowsのUnity2019.1以降で組込みのAndroid SDKを使う設定だと管理者権限でターミナルを起動します。

ソースはshiena/unity-android-sdk-helperに置いています。

Unity3D-LogCat-extension

dzonatan/Unity3D-LogCat-extensionはUnityからAndroidのlogcatを見られるエディタ拡張です。
これに以下の修正を加えました。

上記のunity-android-sdk-helperと同様にmanifest.jsonに以下の内容を追加するとインストールできます。

{
  "dependencies": {
    "com.github.dzonatan.unity3d-logcat-extension": "https://github.com/shiena/Unity3D-LogCat-extension.git#upm"
  }
}

ソースはshiena/Unity3D-LogCat-extensionに置いています。

Android Logcat (Unity2019以上)

Unity2019以上ならUnity公式パッケージのAndroid Logcatも使うことができます。

参考リンク