ASP.NET Web部品ページの表示モード

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ASP.NET Webコンポーネントページでは、いくつかの異なる表示モードを使用できます.各表示モードは、ページ全体に適用される特定の状態であり、特定のユーザインタフェース(UI)要素は、表示と非表示、有効化と無効化の間を任意に切り替えることができる.表示モードを使用すると、エンドユーザーは、Webコンポーネントコントロールの編集、ページのレイアウトの変更、ディレクトリから使用可能な新しいコントロールの追加など、ページの変更またはカスタマイズを行うための特定のタスクを完了できます.
Webコンポーネントの表示モードがどのように動作するか
1ページごとに1つの表示モードしか使用できません.WebPartManagerのコントロールには、すべてのWebコンポーネントコントロールセットで有効であり、ページ内のすべての表示モード操作を管理する表示モードの実装が含まれている.
通常、ユーザーが必要に応じて表示モードを切り替えることができるUIを提供することができます.DisplayModeプロパティを使用すると、プログラミングによってページの表示モードを変更できます.ページの表示モードの変更方法の詳細は、「ASP.NET実践:Web部品ページでの表示モードの変更」を参照してください.
Webコンポーネントコントロールセットには、ブラウズ(エンドユーザーがWebページを表示するときの通常モード)、設計、編集、ディレクトリ、接続の5つの標準的な表示モードがあります.各表示モードはWebPartDisplayModeクラスから継承されます.次の表に、表示モードと動作の概要を示します.
表示モード
説明BrowseDisplayMode
WebコンポーネントコントロールとUI要素は、エンドユーザーがページを表示するときに通常モードで表示されます.DesignDisplayMode
領域UIを表示し、Webコンポーネントコントロールをドラッグしてページのレイアウトを変更できます.EditDisplayMode
特定の編集UI要素が表示され、エンドユーザーがページ内でコントロールを編集できるようにします.ユーザーがコントロールをドラッグできるのは、設計モードでのみです.CatalogDisplayMode
特定のディレクトリUI要素を表示し、エンドユーザーがページにコントロールを追加および削除できるようにします.ユーザーがコントロールをドラッグできるのは、設計モードでのみです.ConnectDisplayMode
特定の接続UI要素が表示され、エンドユーザがWebコンポーネントコントロールに接続できるようにする.