デモソフトのライセンスについて


Nifty Cloud Mobile Backendのちょっとしたデモを作りました。

そこで、とりあえず制限の緩いMIT Licenseを適用させましたが・・・ 冷静に考えると、ちょっとしたデモなのにMIT Licenseは大げさなような気がします。

そう思ってPublic Domainにしようと思ったら意外とPublic Domainも面倒だったので、そのあたりについてまとめたメモです。

Public Domainのライセンスとは?

オープンソースライセンスについて、良い感じにまとめてあるサイトが見つかったのでここを起点に調査を開始しました。

するとPublic Domain (Unlicense)と書いてある・・・ Unlicenseとは? サイトではリンク切れでしたが、さかのぼって調べるとこのページに行き着きます。

ここで見ると、Public DomainはCC0 1.0 UniversalとUnlicenseの二種類で、それぞれ別物になってます。

では、どう違うのか? 困ったところで、オープンソースライセンスの本家である(?)gnuがまとめてくれている情報をチェックしました。(最初からここを見れば終わってた?)

ざっくりまとめると、Public Domainとして公開したい場合はCC0を使うことを推奨しますよ、と。そういう事のようです。

と言うわけで、CC0を使うことにしました。

CC0を適用する方法

これについては、先程紹介したサイトに書いてありました。

Create a text file (typically named LICENSE or LICENSE.txt) in the root of your source code and copy the text of the CC0 into the file.

簡単に日本語に訳してみます。

※こういう翻訳はあまり当てにせず、原文を直接参照しましょう

LICENSEとかLICENSE.txtって感じの名前でテキストファイルを作って、ソースコードのルートに置いて、その中にCC0のテキストを入れれば良いよ!

簡単ですね。

念のため、README.mdにも書いておきました。

ソースコードのライセンスは CC0 とします。

Creative Commons — CC0 1.0 Universal  
http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/

これで問題ない・・・ かな?


この記事は自分のブログからの転載です。

デモソフトのライセンスについて - 開発メモ
http://seeku.hateblo.jp/entry/2016/02/21/191950