nodenvを入れてもnodeのバージョンが変わらない時に確認したこと


nodenvを入れてもnodeのバージョンが変わらないという問題が発生したので、確認したことと対応方法をまとめました。

起きたこと

nodenvでは、14.16.0になっている

% nodenv versions
  system
  14.15.4
* 14.16.0 (set by /Users/okada/src/hoge/.node-version)

nodeは、12.19.0になっている

% node -v
v12.19.0

確認すること

1. pathを確認

zshの場合は以下のコマンドです

% cat ~/.zshrc

以下のように出力されればOK

export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"
eval "$(nodenv init -)"

2. シェルの再起動

pathが問題なかったら念の為再起動します

% exec $SHELL -l

3. nodeがどこを見ているか確認

以下のコマンドで確認します

% which node

私の場合は、以下のように出力されました。

/Users/okada/.nodebrew/current/bin/node

パスが.nodebrew/以下を見ています
nodenvを反映させるためには、.nodenv/を見ていないといけないですね

nodebrewをアンインストール

homebrew経由でインストールした場合

homebrewで、nodebrewをインストールした場合は、以下のコマンドです

% brew uninstall nodebrew

私は以下のエラーが出てアンインストールできず…

Error: No available formula or cask with the name "nodebrew".

homebrew経由でなかったのか…?

.nodebrew/ディレクトリを移動

/Users/okada/.nodebrew/ を別の場所に移動しました

cd ~/
open .

でFinderを開いて(Macです)ドラッグで移動しました。
(mvコマンドで良いと思いますが私はこちらのほうが慣れているので…)

※ .で始まる不可視ファイルが見えない場合は、「shift」+「command」を押しながら「. (ピリオド)」で表示できます。

確認

nodeの向き先を確認します

% which node 
/Users/okada/.nodenv/shims/node

.nodenv/を向くようになりました

nodeのバージョンも確認します

% node -v
v14.16.0

無事nodeのバージョンが変わりました

補足

nodenvの導入については、少し時間が経ってしまったので忘れてしまいました。
以下の記事がpathの通し方が丁寧に書かれており、慣れていない身としてはありがたかったです。

nodenvの環境構築 - Qiita:
https://qiita.com/282Haniwa/items/a764cf7ef03939e4cbb1