2015年の Code for Sapporo とがんばらない運営を支える技術
Civic Tech Advent Calendar 2015 の12月6日のエントリーとなります。
こんにちは。Code for Sapporo のすずきゆうすけ (@yuskesuzki) と申します。
Civic Tech Advent Calendarは初参加です。よろしくお願いします。
この記事では Code for Sapporo (以降、CfS) が2015年に行ったこと、関わったイベントのご報告、また CfS のがんばらない運営を支えている技術についてまとめてみます。
2015年の CfS の活動
「さっぽろ保育園マップ」
2014年10月にリリースした「さっぽろ保育園マップ」 は札幌市内にある保育施設の位置や情報をスマホやパソコンで確認したり、様々な条件で絞り込み検索できる地図です。
今年の CfS は「さっぽろ保育園マップ」が活動の中心となった一年になりました。
2015年の「さっぽろ保育園マップ」の大きなトピックは以下の2つです。
- 2月にアーバンデータチャレンジ2014 アプリケーション部門で金賞を受賞
- 「保育園マップ」札幌以外の地域版が数多くリリースされる
札幌以外の地域版「保育園マップ」については、
- つくば保育園マップ 制作 : 「つくば保育園マップ」作成グループ
- いこま保育園マップ 制作 : Code for IKOMA
- とくしま保育園マップ 制作 : Code for Tokushima
- ながれやま保育園マップ 制作:Code for Nagareyama
- すみだ幼稚園保育園マップ 制作 : NPO法人 アフォール
- かわさき保育園マップ 制作 : Code for KAWASAKI
- おきなわ子育てマップ 制作 : Code for OKINAMA
- ほっかいどう保育園マップ 制作:Code for Sapporo
- 静岡県湖西市・高齢者むけ施設マップ 制作 : NPO法人コラボりん湖西
今年これだけの地域版がリリースされました。
当初私たちが思っていた以上に「保育園マップ」の地域版が作られたことはうれしい誤算でした。
各地域版の制作に関わった皆様に感謝です。ありがとうございました。
もし、この記事をお読みいただいた方で、これからお住まいの地域版を作ってみたいと思った方。
まずは コチラ からソースコードのフォークをお願いいたします。
CfSが関わったイベント
2015年に CfS のメンバーが参加したり、運用に携わったイベントは次のものがあります。
- 1/18 : 室蘭市主催 「第3回 "まち" をもっと良くするアイデアワークショップ」
- 2/21 : International Open Data Day 2015 (会場 : 株式会社インフィニットループ )
- 3/29 : CIVIC TECH FORUM 2015
- 6/14 : くらしをちょっと良くするアプリケーションアイデアソン (オープンソースカンファレンス 2015 Hokkaido 会場内)
- 6/22 : UDC2015キックオフミーティング
- 7/3 : FOSS4G 2015 Hokkaido コアデイ
- 7/19 : オープンデータセミナーあっとえひめ
- 7/21 : Code for Sapporo シビックハックナイト(仮称) vol.1 (会場 : Sapporo Cafe )
- 8/9 : Code for Sapporo シビックハックナイト(仮称) vol.2 (会場 : 大通公園・さっぽろ大通ビアガーデン)
- 9/28 : Code for Sapporo シビックハックナイト(仮称) vol.3 ((会場 : Sapporo Cafe)
- 10/17 : 北海道オープンデータハッカソン in collaboration with W3C Developer Meetup in Sapporo (会場 : クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 )
- 11/6〜11/8 : Code for Japan Summit 2015
- 11/21〜22 : オープンデータアイディアソン・ハッカソン2015 in 札幌/ in 東京 (会場 : 日本マイクロソフト株式会社)
あまりがんばらないと言いつつ、なんやかんやで、様々なイベントに関わった2015年でした。
がんばらない運営を支える技術
先ほどから度々「がんばらない」と、ややネガティブ気味に書いてますが、どちらかと言えば、現在の私たちは CfS の活動に力を入れる時間の余裕がないというのが正直なところです。
これは CfS の運営を行っているコアメンバー達が本業のある社会人であり、それぞれの生業や生活の方を優先して日々を過ごしているためです。
また、CfS のコアメンバーたちは生活の時間帯が異なっていたり、札幌に不在なメンバーがいたり、札幌市内でコアメンバー全員が顔を合わせる機会がほとんどありません。
しかし「さっぽろ保育園マップ」のリリース以降、様々な団体が主催するイベントにお誘いいただいたり、新聞社や雑誌、テレビ局から取材の問い合わせなどもぼちぼち増えています。
こういった問い合わせに対し、CfS のコアメンバー間で情報共有したり、相談や打ち合わせを行うため、ネット上の環境を整える必要がありました。
以降は、いくつかのコミュニケーション向けサービスを試して構築した、私たちの運営を支える技術についてご紹介します。
CfS 運営のワークフロー
CfSでは以下の画像に示すワークフローで運営を行っています。
この中で利用しているサービスは以下のものです。
- CfS 公式ページ : WordPress
- 問い合わせ窓口 : GMail, WordPress上の問い合わせフォーム
- メンバー打ち合わせ : Slack
- SlackとGMailの連携 : IFTTT
- ソースコード管理 : GitHub
- ファイル共有 : DropBox
これらの中では、チャットシステムの Slack が最も活用されています。
また問い合わせメールが届いたときに Slack へ通知を行うために利用している IFTTT はスマホと連携してスプリンクラーを動かす というイカすチャンネルも用意されてるようなので、無意味に活用したくなりますね。
最後に
Code for の活動にかぎらず、コミュニティ活動を長く行ってくために大事なこととして、個人的には
「コミュニティより自分の家族や普段の生活を優先する」
ことが最も大事だと考えています。
もし大きなイベントに誘われても、スケジュールが合わなかったり、イベントの趣旨に賛同しかねる場合は、お誘いいただいた方にお断りする勇気も大事だと考えています。
このポリシーは崩すことなく、来年もCfSの活動をのんびり行っていければと思います。
この他、CfS の最新情報については、以下のページをご覧ください。
以上、今回私が書いた情報があなたにとって参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。来年も Code for Sapporo をよろしくお願いします。
Author And Source
この問題について(2015年の Code for Sapporo とがんばらない運営を支える技術), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/yuskesuzki@github/items/92d91f784911f650c24b著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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