Macのkeynoteで作成されたプレゼンテーション資料をLinuxやWindowsの人が見るには、通常、Mac上のkeynoteでPowerPoint(ppt)やPDFに変換をしてもらいますが、Web版iCloud Keynoteを使えば、Macを持っている人がまわりにいなくてもブラウザだけで変換をすることができます。(iCloudのアカウントは必要です)

前提

• iCloudのアカウント(iPhoneなどで設定してください)
• ローカル上にダウンロードされたkeynoteファイル群

手順

(1) keynoteをzipでアーカイブします。Linuxの場合、たとえば以下のようなコマンドです。

$ ls -l
合計 8
drwxr-xr-x 4 yuta yuta 4096  7月 24 14:20 sample.key
$ zip -r sample.key.zip sample.key
  adding: sample.key/ (stored 0%)
  adding: sample.key/Index.zip (stored 0%)
  adding: sample.key/preview-web.jpg (deflated 4%)
  adding: sample.key/Data/ (stored 0%)
...
$ ls -l
合計 29756
drwxr-xr-x 4 yuta yuta     4096  7月 24 14:20 sample.key
-rw-rw-r-- 1 yuta yuta 30453809  7月 24 17:11 sample.key.zip

(2) ブラウザでiCloud Keynoteアプリケーション https://www.icloud.com/#keynote を開きます。
(3) プレゼンテーションの管理メニューから「プレゼンテーションをアップロード...」を選び、先ほどzipアーカイブしたkeynoteファイルをアップロードします。

(4) アップロードされたkeynoteをダブルクリックして開きます。
(5) Keynoteツールから「コピーをダウンロード...」を選び、フォーマット選択でPowerPointかPDFを選択してダウンロードします。

以上です。理解してみると意外に簡単でした。