ファジング(fuzzing)


応用情報技術者平成30年秋期 午前問43

脆弱性検査手法の一つであるファジングはどれか。

1、ファジング(fuzzing)とは、
検査対象のソフトウェア製品に「ファズ(英名:fuzz)」と呼ばれる問題を引き起こしそうなデータを大量に送り込み、その応答や挙動を監視することで(未知の)脆弱性を検出する検査手法です。

ファジングは、ファズデータの生成、検査対象への送信、挙動の監視を自動で行うファジングツール(ファザー)と呼ばれるソフトウェアを使用して行います。開発ライフサイクルにファジングを導入することで「バグや脆弱性の低減」「テストの自動化・効率化によるコスト削減」が期待できるため、大手企業の一部で徐々に活用され始めています。

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補足:

1、ポートスキャンの説明
サーバにFINパケットを送信し,サーバからの応答を観測して,稼働しているサービスを見つけ出す。

2、ログ分析の説明
サーバのOSやアプリケーションソフトが生成したログやコマンド履歴などを解析して,ファイルサーバに保存されているファイルの改ざんを検知する。

3、パターンマッチングの説明
ネットワーク上を流れるパケットを収集し,そのプロトコルヘッダやデータを解析して,あらかじめ登録された攻撃パターンと一致した場合は不正アクセスと判断する。

参照:
https://www.ap-siken.com/kakomon/28_aki/q45.html