OWASP_ZAPをAdoptopenJDK(Windows10)で使う


1.JDKの乗り換え

OWASP_ZAP(2.8.0)はJDK8を利用していますが、OracleJDKのライセンス変更に伴い商用利用は2019年1月まで、個人利用は2020年1月以降OracleJDK8のアップデートを使う場合はOracleの有償サポートが必要となります。
WindowsではOracleJDK以外をあえて使う理由はかつてはありませんでしたが、これを機に無償で配布されているAdoptOpenJDKに乗り換えてみました。

2.乗り換えたらOWASP_ZAP(2.8.0)が起動しない

AdoptOpenJDKのサイトからOpenJDK8をダウンロードし、インストールします。
HotSpotでもOpenJ9でもどちらでも構いません。
OracleJDKをアンインストールし、実行したところ

JAVA_HOME,JRE_HOMEを設定するとか~.batで直接指定すれば実行できるようにはなりましたが、ショートカットからの起動はやっぱりだめでいまいち。 

3.AdoptOpenJDKの再セットアップ

AdoptOpenJDKの「変更」を行います。

「JavaSoft(Oracle) registry keys」をインストール

無事AdoptOpenJDKでOWASP_ZAPが起動するようになりました。