Qt C++ 3Dグラフ表示 QtDataVisualization .objファイル


実行サンプル

3D-CGデータ(サーフェスモデル)である
.objファイルを読み込み、表示する。

下図では、.objファイル1(紫色) と .objファイル2(緑色、半透明表示)
を重ねている。

※マウス操作でズームのみ可能。
※視点移動(=グラフ回転)はスライダーでする。(マウス操作はできない。)
※今時点のソースコードでは、スライダーを動かすと先にズームしていたのものが
 初期の位置に戻ってしまう。
 これから調べて、方法がわかれば修正するが
 それまでは、まず回転をスライダーでする→ズームするの順番で見たい位置を見る操作になる。

実行環境

windows10
Qt5.9
VisualStudio2019

実行手順

通常通り QtCreatorでコード作成して、実行する。

ソースコード

コード作成手順ポイント

■ Qt project 作成は通常通り (Qt Widget)

■ .proファイルに下記記述が必要

QT       += core gui datavisualization qml quick

■ MainWindow.cpp / h ファイルどちらも下記記述を記述する。
※記述する位置は 
・#includeの後 
・MainWindow::MainWindow(QWidget *parent)の手前

using namespace QtDataVisualization;

参考資料

参考:
■ 3D objファイルの表示
→Qt公式サンプルcustomitems 
 https://doc.qt.io/archives/qt-5.9/qtdatavisualization-customitems-example.htm

■ 3D 立方体の自動回転表示 (マウス操作:ズームあり、視点移動なし)
https://github.com/fengfanchen/Qt/tree/master/3D%20move%20rotation

■ 3D objファイルから散布図でデータ表示(マウス操作:ズームあり、視点移動なし)
https://blog.csdn.net/qq78442761/article/details/103678544
https://github.com/fengfanchen/Qt/tree/master/3DScatter%20Demo

■ 参考:Qt付属のExampleコード
 ・サンプル customplot (マウス操作:ズームあり、視点移動なし?)
 ・サンプル bars (視点移動=グラフ回転)
  ↑スライダーで視点移動(マウス操作ではない。)

今後の参考予定

・マウス操作での視点移動のサンプルは、見つかっていない。
 これから調べる。