白馬でキャンプしながら1週間リモートワークした話△


いいたいこと

白馬、ヤフー白馬ベースは良いぞ。キャンプは良いぞ。
アフター5?の生活が充実していると営業時間の集中力が高まるぞ。

概要

ゆるキャン△のアニメをみて、キャンプしたい欲が高まりました。ちょうど、今働いている会社には、リモートワークのシステム&制度が整っており、白馬村にコワーキングスペースのヤフー白馬ベースができたことを知りました。
業務と同期とのスケジュール調整がついたので、1週間まるまる白馬でキャンプ&リモートワークを実施しました。

ヤフー白馬ベースとは

平日 9:00-19:00で空いている、ヤフーの提供するオープンスペースの様です。
コワーキングスペースや個展やセミナー的な使い方ができるようです。WiFiと椅子がほしい場合は予約不要で無料のようです。(2018年5月現在)
https://about.yahoo.co.jp/hakuba/

準備

家で持っていく荷物を整理しました。
梱包する前に写真をとっておくと、外出先で紛失したか家に置いているかを確認できて便利です。
大きくは服とテント類と調理器具を持っていきました。

15kgほどの荷物になりました。重くて持ち歩きたくないのでヤマト運輸白馬センターにセンター留めで発送します。土日も営業していますので、ゆうゆう窓口よりも便利な印象です。

1日目(日曜日) [雨]

白馬のヤマトで荷物を受取ってグリーンスポーツの森に向かいます。
私は自転車で向かいましたので、白馬までの荷物が少なくて助かりました。
白馬に任意の方法で集まります。同僚は車で集合しました。

午後から集まって、翌営業日の準備(夜ご飯)をしようかと思っていました。
しかし、雨予報で午前中から雨が振り始めたので急いでタープとテントを張りました。

グリーンスポーツの森のテントサイトの支払いをしました。当日申し込みができ、8:30-17:00で受付してもらえます。
とても良心的な価格で連泊したかったのですが、雨で心が折れる可能性を感じて1泊だけ申し込みました。
他にテントを張っている人はいませんでした。

ランチの買い出しに行きました。とはいえ濡れて体が冷えてしまったので(気温10℃前後)、八方の湯の足湯に浸かって心をほぐしました。

買い出しは道の駅白馬と、白馬は2つほど大きなスーパーがありますが、ザ・BIG白馬店を使いました。
薪やキャンプコーナーがあって手ぶらで白馬にきても困ることはなさそうです。

ランチは温かい蕎麦とニジマスの塩焼きとなりました。

夜ご飯はひたすら肉を焼いて過ごしました。
長野県はジンギスカンの文化があるらしく、羊肉は大変美味しかったです。

お風呂は、近くにある倉下の湯に入ることができました。暗くて何も見えませんでしたが、温まりました。

夜の気温は雨で6℃程度でした。
リモートワーク中で一番寒い夜でした。ただ前日は最低気温1℃で霜が降りていたそうなのでラッキーではありました。

2日目(月曜日) [晴]

月曜日です。普段はお仕事に行くが面倒に感じる曜日ですが、
新しい環境が楽しみであるのと、テント内が寒いのでいち早くコワーキングスペースに入って仕事をしたいと思えました。

テントを出ると、雨がやみ北アルプスが雲間から覗いていまいした。

この夜は、前日より気温が高いだろう体は持つだろうということで、延泊の申込みを管理棟で行いました。 8:30から受け付けてもらえるのでありがたいです。
今晩もここで泊まるのでテントの中から貴重品を取り出して白馬ベースに向かいました。
ヤフー白馬ベースはグリーンスポーツの森から車10分、自転車で15分ほどの、長野オリンピックのスキージャンプ競技場の下にあります。

建物は本館とホールがあり、それぞれ20人ぐらい作業できるスペースがあります。
普段は地元の人や東京から取材に来た人が使われているそうです。初日はホールの席を借りました。

WiFiは SSID, PWがホワイトボードに書いてあり使わせてもらえました。
ホールと本館でSSIDが別れており、ホールのWiFiは上り下りとも30Mbps程度でました。
ビデオチャットを終始利用していましたが、かなり快適に行えました。

木造で出来ている建物で木の良い香りがします。また、オフィス的なノイズがないので集中できる環境でした。

就業後、まだ明るいうちに倉下の湯に行き前日のリベンジをしました。
お湯の色と山を見ることができて満足。


2日目の夜は、ゆるきゃん△に出てきた担々ギョーザ鍋を作りました。
鍋のあとは雑炊としました。満腹。

夜の気温も2桁あり、初日よりは快眠できました。
暖かいと羽虫が飛ぶのでトレードオフの関係であるということがわかりました。

3日目(火曜日) [晴のち曇]

3日目はキャンプ場を替えます。仕事場に近い場所が良いのですが、キャンプ初心者のため色々なところに泊まりたいのです。
ですので、起床後すぐにテントを乾かして始業に備えます。

業務2日目は本館で作業となりました。ホールは今日は展示会を行うそうで抑えられていました。
ホールのトイレはきれいなのですがウォシュレットが付いていませんでした、一方本館はウォシュレット完備。
大変重要な情報なので写真も抑えておきました。

ランチは白馬の蕎麦屋に行きました。サクッと食べて時間もあったので帰りに足湯に寄ることもできました。
大変癒され、オフィス近くに足湯がある必要性を感じます。

就業後は木崎湖へ向かい木崎湖キャンプ場に向かいました。
管理棟が猫の臭いが強くて厳しい環境なのですが猫がかわいいというメリットがありました。

テントを設営したのち、湯プール木崎湖で汗を流し夜ご飯としました。

テントでは軽くバーナーだけで晩酌を実施しました。
天候に恵まれたことと高度が下がったことがあり、最低気温も15℃ほどで快眠することができました。

4日目(水曜日) [快晴]

普段は深夜まで起き、遅く起きる生活をしているのですが、ここ数日は日が暮れたらご飯を食べて寝ることしかしていないので完全に生活リズムが変わりました。5時に目がさめ、夜露もなかったのでテントを撤収をしました。

2時間ほど朝の時間ができたので、小熊山に自転車で登り朝日を浴びてきました。
戻ってから、汗をかいたので、湖水浴でさっぱりすることもできました。

木崎湖から白馬までは車で30分程度で移動できるので、すこし早めに出れば、通常通り始業することができました。

この日はお昼に会議が入っていたのでコンビニでランチを買いました。胃が休まり大変便利でした。
白馬にはセブンイレブンとローソンがあり、普通に24時間空いています。(軽井沢は夜閉まる)


業務終了後、この日は気分を変えて糸魚川のビジネスホテルに泊まることにしました。
糸魚川へは白馬から車で1時間ほどです。

マリンドリーム能生で市場を見て海鮮欲を高めてから、
施設内にあるレストランでかに満足セットを食しました。
カニ丼のほぐし身が大変ボリュームがあり満足感がありました。

ひすい海岸でひすい拾いをしたのち、宿のルートインにチェックインし、氷見きときと寿司 糸魚川店で夕食としました。

宿に帰った後、YouTubeで翡翠ハンターの動画を見ながら翡翠鑑定をして過ごしました。
判定基準は大変難しく、楽しかったですが、何も確実なことはわかりましせんでした。

5日目(木曜日) [雨ときどき雷]

朝、ホテルの大浴場で汗をながしてから白馬に戻りました。

業務を開始してから、天気は晴れたり雨が振ったりを繰り返し安定していませんでした。
会議の司会をしていたのですが、雨の音が会議の通話先にも聞こえるほどだったようです。

テント泊は天気が安定していないと業務中気が気でなくなるという問題があるようです。

南に下り松本や大町のほうには雨雲が来ていなかったようなので大きく南下してテントを張ることにしました。
中山高原キャンプ場に移動しテントを張りました。こちらの受付は蕎麦屋さんがやっているとのことで、片手間感があり昔ながらのキャンプ場とのことでした。人が少なくロケーションが良ければどこでも良いのです。
キャンプ場は晴れており、かなり美しく設営することができました。

ザ・BIG信濃大店買い出しをし、大町温泉郷の薬師の湯で汗を流しました。
湯船にミツバチが水を飲みに来ており、大変和みました。

テントに戻ると、雷鳴が遠くで聞こえていて大変怖い思いをしました。
雷雲が去るまでは車の中でやりすごしました。

夜はUSAをテーマにチーズ山盛りピザや肉厚な肉、コーラなどをいただきました。

夜も深まった頃、森の中から強烈な叫び声が聞こえて大変怖い思いをしました。

その後、私の脚をセミの幼虫が登ってきて木に移すとすぐ羽化を始めたので心が休まりました。

空が曇っていたためか、この日も気温が高く快眠することができました。

6日目(金曜日) [晴のち雨]

業務最終日です。長いかと思っていましたが早いものでした。

晴れると大変綺麗な花畑が目の前にある良いテントサイトでした。

こちらも白馬から30分程度の場所ではありますが早速撤収。
テントにも周りの木にもセミの抜け殻があり大量に羽化する当日に出くわしたようでした。

この日は会社側の人に画面を送ってもらい、こちらがドライバーをするリモートでペアプロを試すことができました。
好評だったようです。

終業したのち、この日はゆるきゃん△聖地ということで高ボッチ高原に向かうことにしました。
かなり遠く塩尻峠の途中にアクセス路があります。


かなり狭路で離合の難しい道でした。暗いのでさらに怖い。
しまりんへの尊敬を深めました。

この日の予報は雨でしたが、まだ振っていませんでしたので、外でカレー麺exチーズをする夜ご飯としました。
残った汁にはアルファ米をいれて雑炊としました。

豪雨でしたが最終日で設営も慣れ気温も高かったので安眠することができました。

7日目(土曜日) [晴]

帰路につく日です。

下界は晴れているのですが、山の上は霧がかかっていてテントの乾きと視界がよくありませんでした。

朝、せっかくなので高ボッチ山を散策し下りました。何だよ見えるじゃないか。

諏訪大社(秋社)を訪問し。小作でほうとうを食べて現地で解散をしました。

感想

  • (業務調整と職場理解があれば)1週間キャンプしながら仕事が出来る環境が白馬にはある。
  • ヤフー白馬ベースはいまのところ利用人数が少なくて無料で快適に業務ができる。空気も景色も良く最高。
  • 平日のキャンプ場は人が少なくて、うるさい人もいなくて最高。
  • 業務の終了時間を決めないと、明るいうちにテントを張る時間がなくなる。逆算して集中して仕事をすることが出来るのは最高。
  • 梅雨があけたら、またやりたいという気持ちが生まれました。

次回に向けて改善ですが、以下の3点です。

  • 早朝に目がさめるので、朝風呂をして7時台始業ができると良い(白馬ベースは9時オープン)
    • 喫茶店に入るのがtryできそう。
  • 一つのキャンプ場を定住としたほうが業務時間に余裕を持てる
  • 能生で見た海鮮の魅力がすごい。大洗や赤穂などで、海鮮・海キャンプをする必要がある。