Googleデータポータルを使ってデータを可視化する (非エンジニア向けレクチャ) -その1


これは何?

非エンジニア向けに行なった社内レクチャの資料です。

データ活用 とか データドリブン とか言われてますが、まずは「データを活用しやすい状態にする」ことを目指します。

「データの可視化」をものすごく簡単に言うと 表を元にグラフを作る です。まずは算数の世界で十分です。

↓これはうちの子(小4)の算数の問題ですが、まずはこういうことです。特に非エンジニアのメンバーは「ツールを使って」というあたりに難しさを感じるのかもしれませんが、これはエンジニアかどうかに関係なくいわゆる「ITスキル」の範疇になってきてると思います。(エクセルやワードと同じ感じで使えるようにツールが充実してきてます)

レクチャの内容はGoogleスライドで作ったので、ほとんどそれのキャプチャで説明していきます。

想定読者

  • 非エンジニアで
  • 「何かのツールからダウンロードするとか、どこかからか送られてきたエクセルやCSVなど、外部からもらったモノを「生データ」としている
  • それを元にグラフを作ってる

ような方を想定しています。

環境

  • Googleスプレッドシートで表を作って、
  • Googleデータポータル でグラフを作れる環境

本編

エクセルやスプレッドシートで表を作り、それに対応するグラフを作る事はあると思いますが、例えばそれが月次のデータだとして、翌月分のデータが表に追加された時に、グラフ化する領域を再設定しないとグラフが最新の状態にならない、なんてことあると思います。それじゃダメなんです。

私の思う「最小工数」とは「翌月分のデータを表に追加するだけ」でグラフは最新状態になる、を目指します。(もちろん、表へのデータ追加も自動化できれば幸せだけれども、非エンジニアがそれをやれるかというときっと難しい)

例題やってみる

「お時間ある方」あるいは「やる気のある方」は上記の例題をやってみてください。スプレッドシートを一つ作って、その中に表とグラフを作ってみてください。

データを追加してみる

例題ができた人は、「表に4月分のデータを追加する」をしてみてください。
このとき、グラフは自動で4月分も追加されますか?(されないことを想定してます)

案件名 4月の件数
案件A 150
案件B 320
案件C 250

グラフ化の前に知ってほしいこと

↑そゆこと。

大事なこと

本当は「整った生データ」の前に「整っていない生データ」が存在すると思います。そこはうまいこと頑張ってください。データを入力する人に依頼するとか、入力値をシステムで制限するとか、そゆ「泥臭い」領域になると思います。

私は

生データ: 例えば何かのツールからダウンロードしたCSVそのままのもの。
元データ: 生データを加工してグラフ化しやすい形にしたもの。グラフの元になるデータ。

と区別しています。

まとめ

データポータルができてないですね。。。次回から!

第二回はこちら→ Googleデータポータルを使ってデータを可視化する (非エンジニア向けレクチャ) -その2