MkDocsを使ってドキュメントのサイトの自動でこしらえる


MkDocsについて

  • BSDライセンス
  • Python製pipでinstallする
  • MarkdownでかかれたドキュメントをHTMLに自動で生成する
  • 他の似通ったツールと比べて非常にシンプルで覚えることも少ない

こんな感じのドキュメントを簡単に作ることができる。

この辺が気に入った

  • シンプルで
  • フォーマットがMarkdown
  • HTMLのデザインがシンプル
  • 何のドキュメントであっても使い方次第でしっくりくる

要は、シンプルなものを望んでいる方はいいかもしれません。
API BluePrintとかが流行っているようですが、API以外のこともドキュメント化したかったり、ある程度プロジェクトでドキュメント書いてしまっていて今更ツール用に書き換えるのが面倒なときにもいいかもしれません。

基本的な使い方

pip install mkdocs

# ドキュメントの雛形作成
mkdocs new sample && cd sample

# ローカル環境でプレビューできるようにする
mkdocs serve

# htmlを出力する
mkdocs build

mkdocs.ymlファイルにて基本的なドキュメントの出力の設定を行う。
以下は一例。

mkdocs.yml
site_name: Sampleプロジェクト
site_url: http://sample.com
site_description: このプロジェクトはmkdocsを使って遊ぶためのプロジェクトである
site_author: '@keitarou'
site_favicon: favicon.ico
repo_url: https://github.com/example/repository/
repo_name: Repository Name
copyright: copyright 2016
google_analytics: null
theme: readthedocs
site_dir: mkdocs_build
dev_addr: '127.0.0.1:8000'
pages:
  - Home: index.md
  - About: about.md
  - Categories: categories.md
  - Q&A: qa.md

後は出力されたファイルをs3なり、GitHubPagesなりでホストすれば、簡単にドキュメントの配布ができますね。
今回は試していませんが、ちなみにGitHub Pagesにデプロイするためのコマンドも用意されているようです。