文系未経験大学生がエンジニアの有給の長期インターンに参加するまでにやったこと


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普段はWeb系のベンチャー企業で長期のインターンをしている飲茶(hpfull_01)です。普段ブログなどで主に大学生向けにプログラミングの情報を発信しています。

今回は文系学生で未経験だった僕がWeb系の企業で長期インターンを始めることができるまでにやったことを時系列で上げていきたいと思います。

理系の方なんかであれば研究室の先輩がバイトをしているところで、、とか知り合いのツテで、、とか情報系の方であれば完全未経験であっても授業でプログラムに触れているからポテンシャルで採用されて、、などがあるかと思います。
ただ僕のような完全未経験でしかも文系となると中々難しいものがありました。。

そこで今回は同じように長期インターンに参加したい、また将来エンジニアになりたい、という方に向けて僕が何をしてきたのかお伝えできればと思います!!

大まかな流れ

大まかな流れはとてもシンプルです。

  1. プログラミング学習
  2. ポートフォリオ作成
  3. 実際にインターンへ応募

それでは個別に見ていきます。

プログラミング学習

まずはプログラミングに興味を持つことです。僕の場合はエンジニアとは別の長期インターンの勉強会でプログラミングに出会いました。この時にProgateを何も考えず楽しい〜と思いながら色々な言語に手を出していました。

既にエンジニアになるんだ!という目標が決まっている方はHTML,CSS,JavaScript,PHP(Ruby)のように進めていきましょう。
ただなんとなくプログラミングに興味がある、程度の方(当時の僕もそうでした)は楽しみながら面白そうなやつを適当にやっていけば良いと思います!

その他、学習の順序や教材を列挙します。

インターネット

言語の勉強に入る前にできればやっておきたい勉強が基本情報技術者試験に出てくるような内容です。

インターネット上でどのようにしてWebサイトが動くか、その仕組みについて概要を理解します。
Webを支える根幹の記述ですので理解しておくべき事項となります。ただ、プログラマブルに中の設計まで詳細に理解する必用はなく、そもそもそれはなんぞや?と言う点と、大きな流れとして何が動いていて、どの要素がどう働きあっているのかが分かれば良いかと思います。

このタイミングで学び切る必要はなく、言語を学びながら進めていけば良いでしょう。

おすすめの書籍は、キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか

です。

HTML/CSS (大体3ヶ月くらい)

まずは上記のProgateのHTML/CSSのレッスンをFlexbox編まで行いました。(道場はやっていません。)
また、動画で学びたい場合や復習におすすめなのがドットインストールです。

さらに、ここで重要なのが模写コーディングです。何かのサイトを見てその見た目と全く同じになるようにコーディングするものです。
以下は僕が行った模写コーディングです。

JavaScript (大体1ヶ月くらい)

HTML/CSSをやったあとはJavaScriptをやりました。

ここでもProgateをやりつつJavaScriptはドットインストールもガッツリやりました。

また、書いていて思い出したのですが、書籍でも補足してやりました。

スラスラ読める JavaScript ふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)

改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで

PHP,Ruby,Python (2ヶ月くらい)

こちらは好きなものというか興味が湧いたものをするといいかと思います。僕はなんとなく聞いたことがあったPythonを選びました。

こちらもProgateやドットインストールで学びつつ、書籍で補足していくという感じで勉強しました。

さらに、ここで「フレームワーク」というものを学びます。フレームワークってそもそも何?って思ったら定番のこちらのサイトを参照しましょう。
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 フレームワーク

また、僕はここでUdemyという動画教材でも勉強していました。
Udemyでやったものはこちらでまとめています。

AWS

この工程は飛ばしても構わない場合があります。以下で作成するポートフォリオアプリの公開をAWSでやる場合はAWSの勉強をしておくべきですが、herokuなどに公開する場合はスルーで構いません。

ポートフォリオアプリを作成する (1〜2ヶ月くらい)

この工程が一番大変で一番勉強になります。

上記で学んできた技術を利用して自作のアプリを作りましょう。文系学生はこのポートフォリオアプリでポテンシャルをアピールしなければいけないため、非常に重要となります。

作るアプリは本当になんでも良いです。僕は「欲しいものリスト共有アプリ」を作成しました。今考えたら目も当てられないような出来です。。

ソースコードはGithubに登録して、上げておきましょう。

インターンを探す

求人サイトに登録しましょう。
求人サイトはポートフォリオが完成する前から登録してしまいましょう。そして、インターンを募集する会社を見てモチベーションを高めたり「企業はこういう学生を欲しがっているんだな」というのを見ておきます。

僕が登録したサイトは Wantedly, ゼロワンインターン, JEEKインターン です。

ここでQiitaなどでポートフォリオとして作成したアプリの紹介をしたりしてアウトプットを示しておくことが重要です。
もしくは、この自分が作ったアプリなどを掲載しておくサイトを自作してみても良いかもしれません!
参考: Next.js(TypeScript)× Vercel × TailwindCSS × microCMS で自作ホームページを無料で公開しよう!!

また、面接でよく聞かれることとしてはポートフォリオの技術選定の理由やなぜエンジニアになりたいのか、どういう勉強の仕方をしているのか、といったことです。こちらは別で記事を出そうかなと思っているのでTwitterでもフォローしておいてください!

ここまでインターンへ合格する方法論でした。以下では補足的な内容について伝えていきたいと思います。

独学でやるかスクールでやるか
こちらは、正直どちらでも良いと思います。僕自身は独学でやりましたが、勉強を管理して欲しい人にはおすすめかなと思います。スクールの授業自体というよりかはエンジニア仲間を増やしたり、スクールの先生と仲良くなって情報を沢山集めるというところにメリットがあると思っています。

また、どうしても分からないところや学生でお金をあまりかけられないという方はMENTAというサービスがおすすめです。

このサイトではポートフォリオを作るまで補助してくれるメンターの方もいて、このサービスを使えば最短で行けたのになあと思っています。
自分は一度このMENTAを利用して就活の相談に乗ってもらったことがあります。

最後に
僕は文系というだけでなく独学でエンジニア友達も皆無という状況だったため長期インターンに参加するまで非常に時間がかかってしまいました。しかし、それでもそこからWeb系の大手企業で短期のインターンをしたり、就活でも相当早いタイミングで大手企業から複数内定をいただけました。

とにかく大事なことはエンジニアになりたいんだという強い気持ちとその気持ちを支える「エンジニアになりたい動機」です。
ここさえあれば色々な技術に好奇心を持ってキャッチアップとアウトプットを続けることができます。

新卒において、文系実務経験なしで大手のWeb企業に就職するのはかなり難しいと思います。
動きだすなら早い方がいいです!その第一歩として長期インターンへの参加を目標に頑張ってみてください!!

最後まで見ていただきありがとうございました。