Oracle Cloud Infrastructureを無料で使ってみよう!


無償で使えるOracle Cloud Infrastructure

Oracleはクラウド事業に力を入れており、無償・無期限で使えるAllways Freeという環境を提供しています。

他社では最初の1年間は無償とかがありますが、Oracleの場合はずーっと無償で使えます。
使えるリソースはかなり限定されますがそれでもずっと無償で使えるのは大きい!

具体的に何が使えるかはこちら。
https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/FreeTier/freetier_topic-Always_Free_Resources.htm

今申し込むと、Allways Freeの他に無償トライアルも同時に有効になります。
こちらは30日間、300USD分使う事ができるのでAllways Freeよりも色々と試す事ができます。

申し込みに必要なもの

クレジットカード

申し込みにはクレジットカードが必要になります。
これは実際にそのカードで勝手に利用料が決済されるわけではなく、オーソリ認証を通すだけです。

オーソリ認証
よく、チェックアウト時に清算を実施するホテルでもチェックインの時に
クレジットカードをカードリーダーに通しますが、あれがオーソリ認証です。
空港のカードラウンジでカードリーダーに通すのもオーソリ認証です。
クレジットカードには決済以外に認証という使い方があります。
これは「このカードは使えます」というのを証明するようなもので
オーソリ認証とか言ったりします。

メールアドレス

申し込み過程でメールアドレス確認があります。
これはいたずら防止や重要なお知らせに必要なためです。

電話番号

入力するだけで特に認証等はありません。

申し込み方法

Oracle.comにアクセス

ブラウザで
https://www.oracle.com/jp/index.html
にアクセスしてください。

右上の方の「人」のアイコンをクリックするとメニューが出てくるので「無料クラウドティアにサインアップする」を押下します。

Oracle Cloud Free Tierの申し込み画面が出てくるので「無料で始める」を押下します。

国を選択し、氏名とメールアドレスを入力し、「私は人間です」にチェックして「電子メールの検証」を押下します。

メール認証

すぐにOracleからメールが届くので「Click here」を押下します。

必要情報の入力

先ほどの氏名を入力した画面の続きが表示されます。
パスワード、部門名、希望のクラウド・アカウント名を入れた後、ホームリージョンを選択して「続行」を押下します。

<続き>

住所と電話番号を入力し、「続行」を押下します。

クレジットカード認証(オーソリ認証)

支払い検証というのは先に記載したオーソリ認証の事です。
「支払検証方法の追加」を押下します。
09.jpg

Credit Cardを押下します。

個人情報はこれまでに入力した情報が反映されるのでそのまま下にスクロール。
11.jpg

クレジットカード情報を入力して「Finish」を押下します。

※認証エラーになる場合があります。
 私もマイルの関係で三井住友カード発行の
 ANAスーパーフライヤーズカードを全て
 リボになる設定にしてありオーソリ認証で
 はじかれたため、カード会社のオーソリ担当に
 連絡したらその日だけ通るように設定変更して頂けました。
※dカードゴールド、AMEXコーポレートカードもはじかれました
※楽天カードは通りました

認証が通るとThank you!と表示されるので「Close」を押下します。

「無料トライアルの開始」にチェックを入れ、「無料トライアルの開始」を押下します。
14.jpg

環境作成の最終段階

環境の作成が終わるまで1分くらい待ちます。

出来上がるとまず、アンケートが出てきます。
自分の立場にチェックを入れて「Save」を押せば次回以降出て来なくなります。
「Skip」で飛ばす事もできます。

これで出来上がり!


この画面を「OCIコンソール」と呼び、この画面を使って色々と構築する事ができます。


いかがでしたか?
申し込み方法は簡単ですよね?

次回はこの無償環境を使ってサーバを立てる方法を書きたいと思います。