大手企業にエンジニア採用で勝つ方法 -多くの企業が苦戦する理由3選と解決策-
多くの企業がITエンジニアの採用に苦戦する理由3選と解決策
「優秀なエンジニアの方を採用したい!」と日ごろから考えている人事や採用担当者も多いのではないでしょうか?
本記事では、エンジニア採用の際のちょっとしたコツをご紹介します👀✨
理由① ITエンジニアの採用が上手くいかないのは、貴社の問題ではありません
そもそも優秀なエンジニアほど、転職市場には現れません。
- 2019年のITエンジニアを含む技術系(IT/通信)人材の転職求人倍率は7.96倍にまで上昇
- 転職サイトを利用するITエンジニアには多くの企業からアプローチがかかる引く手多数の状態
- そして、実は優秀なITエンジニアほど、転職サイトを使うことなく次の転職先を決めている
理由② 優秀なITエンジニアほど、転職サイト・求人を利用する必要がありません
ITエンジニアは他業種に比べて、知人経由で転職活動を行う方が多い傾向にあります。
理由③ なぜ、せっかくITエンジニアの採用候補者を集めても面接をクリアできるエンジニアが少ないのか?
- 優秀なITエンジニアの6割は転職サイトに登録していない
- また、転職サイトを利用した場合でも、十社もの企業からスカウトメールが届くため、1件1件のメールを確認する余裕がない状況になりやすい
- 優秀なITエンジニアに自社を認知してもらう段階から困難になるが、採用基準を下げることも難しい
上記の状況を踏まえると、転職サイトを利用して候補者を集めても、良い人材を獲得できる可能性は低いと言えます。
〇優秀なITエンジニアは、週2~3日程度の案件に複数参画している
独立を視野に入れたITエンジニアは、自宅での受託開発の案件を請け負ったり、エージェントを活用して週2~3日の案件を探す傾向があります。
また、優秀なエンジニアほど週5日常駐勤務できるだけのリソースが残っている可能性が低く、企業側は優秀なエンジニアを集めるために、レックス制やリモートワーク等のエンジニアが働きやすい制度の導入が増えてきています。
これらの要因もあり結果、週5日常駐勤務の条件で優秀なITエンジニアを集めることが難しい
解決策
〇実は穴場のフリーランスエンジニア!
優秀なITエンジニアには先ほども記載していたように、「週2~3日で働きたい」,「リモートワークで複数案件をこなしたい」といったニーズがあります。
出典:(総務省 | 令和3年版 情報通信白書 | テレワークの実施状況『https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html』)
上図を見ていただくと日本のリモートワークの導入率は一時的に普及したものの現在では38.4%と低く、フリーランスにとっての環境づくりをいち早く進めることで、優秀なITエンジニアの採用できる可能性が高いことが見受けられます。
コロナの影響によってテレワークが推進されつつありますが、データの管理や紙媒体での業務のやり取りなど様々な観点から導入できていない企業も多くあると思います。
そのため、フリーランスにとって魅力的な環境づくりを進めることで、他社よりも優秀なITエンジニアを採用できる可能性が高まります。
将来的に転職する可能性が高い優秀なエンジニアを副業社員として仕事をお願いし、リレーションを高めることで貴社に転職する可能性が高くなる。
企業側も正社員で応募してくる人材にこだわらなければ、応募が来なかった副業人材を活用しつつ、将来的に正社員に打診することも可能です。
最後に、、、
本記事のまとめは
優秀な正社員エンジニアの獲得は競争が激しいため
業務委託(副業含む)のエンジニアを正社員にする方法を検討してみるのも1つの選択肢になり得るです。
事実、アーリーステージのベンチャー企業ではハイクラス層のエンジニアを副業社員として囲い、その中から正社員として入社する流れができつつあります。
既存の開発環境の中で、週2日程度の稼働でお願いするタスクの切り出しが難しい等の問題はございますが、採用の可能性として検討いただければ幸いです。
エンジニア採用担当の皆様のお役に立てれば幸いです。
私自身、エンジニア採用担当としてまだまだ駆け出しでございます。皆様とともに日々インプットとアウトプットを繰り返しております。お気軽にTwitterのDM宛にご連絡くださいませ。エンジニアついて語り合えれば嬉しいです。
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この問題について(大手企業にエンジニア採用で勝つ方法 -多くの企業が苦戦する理由3選と解決策-), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/kyohei-yanagi/items/6eb302b4457643e49df6著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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