内定者ハッカソンを内定者が企画・参加してみた


メリークリスマス 🎄

SansanのEightでサーバーサイドエンジニアのインターンをしています、大久保です。
みなさまどんなクリスマスをお過ごしですか〜?

本記事は、Sansan Advent Calendar 2021 の24日目🎅です。

ブログ概要

さてさていきなりですが、人とのつながりって大事ですよね。

特に内定者同士の横のつながりは大切だと思うんです。
ですが、その関係性を作るのって難しいと思ったことはありませんか?

本ブログでは内定者同士のつながり構築のために企画した内定者ハッカソンの企画経緯・準備・開催効果について書きます。
ハッカソン系は、他の方々が優良な記事を書いてくださっているので、「内定者」にポイントを絞ります。

ハッカソンで作ったプロダクトの詳しい内容については今回省略します🙏

ちなみにハッカソンテーマは、内定者らしく「内定者期間の問題を取り上げそれを解決するサービス」となりました!

こんな人に読んでほしい!

  • 内定者間の関係性を深めたいと考えている人事・内定者
  • ハッカソンを企画検討している人

なぜハッカソンしたかった?

人と話したり関わることが好きなタイプなので、自分が就職する会社の同期のエンジニアたちと仲良くなりたかったからです。

内定者ハッカソン準備

ではでは、早速準備編です。
人事の方々や内定者同士で協力して企画したので、個人的にすごく良いハッカソンができたと思います。やはり準備は重要ですね。

人事・内定者に企画協力を仰ぐべし

当たり前っちゃ当たり前ですよね。笑

優秀チームの景品や、審査員の選定などは人事の方々の協力がどうしても必要になります。内定者ハッカソンを開催するなら人事の協力を得た方がいいですね!

また、内定者ハッカソンであれば、内定者で企画した方が自分たちの意見を通せますし、細々とした役割も分担できるので内定者の企画メンバーがいると心強いです。
今までの内定者交流イベントなどで、ハッカソンをやりたがっていた内定者に声をかけました。

最終的には 人事1人  x 内定者5人の企画メンバーになりました。

ちなみに、優勝景品はチームメンバー x 2万円 分の Geek Seekとかなり嬉しい景品になりました。
Geek Seekは、Sansanのエンジニア社員が使うことができる福利厚生です。詳しくはこちらの記事を参照ください。

ざっくりとしたスケジュール感

Kickoffから内定者ハッカソンの出欠確定までに、3回のミーティングをしました。
参加者募集に必要な内容を決めるために、ハッカソンのテーマや開発スケジュール、優勝景品などについて話し合いました。

出欠確定からチーム分けまでに、3回のミーティングをしました。
ハッカソンの詳細な内容を決めるために、チーム分けや評価項目の確定、チーム分け当日の資料などについて話し合いました。

開催目的のすりあわせ

当初は同期のエンジニアと仲良くなれればいいなと思い、始めた内定者ハッカソンですが、企画メンバーと改めて開催目的をすりあわせることで、より具体的なイメージが湧いてワクワクしました。

開催目的は3つです。

  • 横のつながり構築
  • 内定者同士で技術を盗み合いたい
  • Sansanのバリューズ (=企業理念)を理解する

これに紐づく形でテーマやアウトプットイメージ、企画スケジュールなどをサクサクと決めていきました。

  • テーマ:内定者期間の問題を取り上げそれを解決するサービス
  • アウトプットイメージ:デモ動画で動いているもの(発表中に動かすのは歓迎)
  • 企画スケジュール:開発期間は約1ヶ月

この流れで、評価項目決めに差し掛かったところで、問題発生です。

評価項目決めるの難しい問題

技術的な挑戦をしているかなどの「技術的な評価軸」を入れた場合、内定者ハッカソンの開催目的やテーマと矛盾してしまう問題がありました。

  1. テーマが「内定者の課題を解決」なので、審査員には技術職だけでなく総合職にも居てほしい。
  2. 開催目的は「横のつながりの構築」なので、参加者には技術職だけでなく総合職にも参加してほしい。

これによって技術的な評価軸があると、内定者ハッカソンへの参加のハードルが、参加者と審査員ともに高くなってしまうので、技術的な評価軸は含めないアイディアソンに寄せて評価項目を作成しました。

[基本項目]
image.png
[加点項目]

内定者ハッカソン開催効果

開催後のアンケートでは、半数以上の参加者に「内定者ハッカソンの満足度」に対して最高評価を得ました。以下は最高評価を得たアンケートの一部抜粋です。

Aさん:チームメンバーが最高で一緒に作り上げていくことが楽しかったから。エンジニア、デザイナーの偉大さを実感できた。内定者ハッカソン専用の背景があってテンション上がった。
Bさん:内定者同士の交流にもなったし、チームでなにかを作り上げていく貴重な経験ができました。また、技術的にも様々な刺激やチャレンジを得ることができました。

チーム編成は総合職2名と技術職2名のバランス型にした効果もあり、チームでプロダクトを作り上げていくことや、技術的な挑戦ができたことに価値を感じたようです。

また、Sansanのデザイナーさんに内定者ハッカソン専用の背景を作っていただいたことが、より一体感を生んでいたようです。かっこいい背景をありがとうございます🙏

やってみてわかった改善点

一方で、改善点もありました。もし企画を検討されている方がいましたら、是非参考にしていただきたいです。

最終的に順位付けするにしても、奨励賞を用意したほうがいい

どのチームのプロダクトも高いクオリティでしたが、優勝に届いたのはたった1チームで他のチームは景品がもらえませんでした。

評価されていないと人間は悲しいですね。私も負けたので悲しくて悔しかったです。笑
なので、ハッカソンを開催する際は奨励賞を用意したほうがいいですね。

これは小ネタですが、私のチームは悔しすぎて、リベンジを果たしに別のハッカソン(学生スマートフォンアプリコンテスト)にエントリーしました。笑
結果は95チーム中、同率4位という惜しい結果になりましたが、何より楽しかったし、奨励賞(3万円分のアマギフ)ももらえたので良しとします。笑

ハッカソンであれば少なからず技術点は入れるべし

今回のハッカソンでは評価軸に技術点を採用していませんでした。その結果、作ったプロダクトの完成度がどれだけ高くても、評価されない自体が生じました。
エンジニアとしては頑張った部分が評価されないという印象をうけてしまいます。
審査員が全員エンジニアである必要はないと思いますが、エンジニア審査員専用の評価軸を作成した方がよかったのかもしれません。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます🙏
そして、このハッカソンにご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
私自身、ハッカソンへの参加は2~3回しかなく、企画したことなかったので、企画メンバーや人事の方々にたくさん助けていただきました。超豪華な審査員の方々にもご協力いただき、みなさまに本当に感謝しています。

チームメンバーとは本当に深い仲になれたので、これからの社会人生活が楽しみです。

ぜひみなさんも内定者ハッカソンをやってみてくださいね。