エンジニアとして、ブロックチェーンについて知っておいた方が良いこと
2022年3月15日にgreedy'sイベントで話した内容です。
スライド
https://docs.google.com/presentation/d/1j7DTHtb2B1KnvkAdkdif5tbIZ6jBoiuZJtY3oox8R0c/edit?usp=sharing
この話を聞くメリット
- このようなわからないことがなくなる
- 誰のどういう課題を解決しているのか、わからない。
- 話題になっている理由がわからない
- それブロックチェーンでやる必要はない。
2.時代に取り残されて、老害にならない
今後このweb3が高い確率で世の中で使われるようになっていく。
その理由をまず知る必要がある。
理由を知った上で参入する必要があるかどうかするのは、本人次第ですが、
知らずにいて、web3時代がきて、取り残されないようになれます。
3.間違った情報に騙されなくなる
ニュースや本やインフルエンサーの説明で間違った表現が多いです。
今日の話を聞けば間違った解釈して騙されることがなくなります。
ブロックチェーンの歴史
- ビットコインの誕生 2009
- イーサリアムの誕生 2016
- ICO詐欺の乱立 2016
- コインチェックのハッキング事件 2016
- 各国の仮想通貨規制 2017
- DeFiリリース 2019
- NFTブーム到来 2021
歴史を学べば、今後も伸びていくと予想できる
今後
NFTゲーム
CBDC(政府によるステーブルコイン)の発行
xxペイなどの電子決済がCBDCに置き換わる
サブスクサービスのNFT化される
分散型のSNS
クラウドファンディングの手段として仮想通貨を使うことが出てくる
メタバース
インターネットの歴史
TCP/IPについて記述された最初の文書が公開される - 1973
HTMLの概念が初めて提案される - 1989
「Windows 95」が発売を開始 - 1995
Amazonが創業 -1994
Googleが創業 - 1998
Facebookが創業 - 2004
「iPhone」が発売を開始 - 2008
Google Apple Facebook Amazonがグローバル巨大企業になる - 2019
インターネット利用率が80%を超える - 2020
ブロックチェーン技術は何に使われているのか?
通貨
クレジットカード決済や他の電子決済と違って、オープンソースなので、バージョンアップによりシステムを改修する手間が発生するリスクがなかったり、
ブロックチェーンを使っているのでシステム障害が起きづらい、
送金手数料が少なかったりなどのメリットがあります。
ステーブルコイン
USDT, USDC, JPYCなど
JPYC
https://jpyc.jp/
ビットコイン
エルサドバドルでは、国が発行している通貨が、bitcoinより信用力がないので、
2021年ごろからbitcoinを法廷通貨にしている。
資産
ビットコイン
ビットコインと他の仮想通貨の違うところは、完全に分散化されているということです。
サトシナカモトという方が作りましたが、その方のウォレットに送受信はなく、すでになくなっているのではないかと言われています。
他の仮想通貨は、ブロックチェーン上で取引しているとはいえ、運営している団体がハードフォーク(ブロックチェーンの上書き)をしようすればできます。
実際にイーサリアムは、2016年にThe Daoがハッキングされ、364万ETHが流出した時に、イーサリアム財団がハードフォークしました。
それに反発したコミュニティのメンバーは、イーサリアムクラシックを作り、現在イーサリアムとイーサリアムクラシックの二つがあります。
NFT
- アート
- チケット
- サブスク会員証明書
- ゲームのアイテム
Dapps
DeFi
分散化された仮想通貨の交換所
仮想通貨同士を交換するときに使えます。
Defiに仮想通貨を預けて、流動性を提供することで、収益を得ることもできます。
サービス例
Uniswap
https://uniswap.org/
Acala
https://acala.network/
NFTマーケットプレイス
サービス例
Opensea
https://opensea.io/
Metaplex
https://www.metaplex.com/
トレーサビリティ(流通の追跡可能性)
流通の追跡可能性を商品に付けることにより、
盗難や偽物などを防止することができます。
漁業や農業、ブランド品を扱う企業などが使い始めています。
分散型ホスティングサーバー
IPFS, ICP
IPFS, ICPなどは仮想通貨を支払うことによって、ホスティングサーバーとして使うことができます。
自分のPCを貸すことによって、収益を得ることもできます。
分散化されたfirebase Hostingのようなものです。
IPFS
https://ipfs.io/
Definity
https://dfinity.org/
それブロックチェーンでやる必要があるの?
ここまで聞くと「それブロックチェーンでやる必要があるの?」と技術の知識がある方なら、言いたくなると思います。
ちなみに私も、少し前までは「それブロックチェーンでやる必要ない」と思ってました。
ブロックチェーンを使うことにより下記のメリットがあります。
- 分散化されることに、透明性、民主制を維持
- ブロックチェーンノードが大量にあることにより、単一障害点をなくせる
- オープンソースにすることにより、みんなが欲しいものが無料で作られて、無料で使える
- 仮想通貨を発行することにより、初期に収益化する必要がなくなる
NFTに関するよくある説明の間違い
-
アートがユニークであることを担保している
-
同じアートのNFTは発行できない
-
持つことによって、限定のデータにアクセスできる
「音楽NFTを買ったら音楽がフルで聴ける」「本NFTを買ったら、本が読める」などの機能はNFTにはなく、所有していることの証明しかできないので、NFTを買っても買わなくても取得できる情報は同じです。 -
ブロックチェーンにアートの画像データが保存されている
ブロックチェーン上にはアートデータは保存されておらず、画像のURLのみがブロックチェーン上に保存しています。
ブロックチェーンは数秒おきに、世界中の数十〜数千のノードで情報を共有しているため、膨大なデータをブロックチェーンに保存しておくことはできません。
Author And Source
この問題について(エンジニアとして、ブロックチェーンについて知っておいた方が良いこと), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/petertakahashi/items/72fedbfca2197ec4b946著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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