【Automation Anywhere】ファイルを移動する - はじめてのAA
今日はこれを覚えよう!
ここではAutomation360でファイルを移動する流れを押さえましょう。
現時点では「ファイルを移動する」アクションは提供されていないため、「ファイル:コピー」と「ファイル:削除」のアクションを組み合わせて実現します。
作り方
Botの作成画面を起動し、以下の手順でBotを作成します。
「アクションを検索」の入力欄をクリックし、「ファイル」と入力します。
絞り込まれたアクションの中から、「ファイル」パッケージの「コピー」アクションを開始と終了の間にドラッグします。
続けて、「ファイル」パッケージの「削除」アクションを先ほど配置した「コピー」アクションの後ろにドラッグします。
ファイルのコピー
対象ファイルを移動先のフォルダーにコピーする設定をします。
「ファイル:コピー」アクションを選択し、画面右側の「元のファイル」欄にコピーするファイルを絶対パスで入力します。
また、「送り先ファイル/フォルダー」欄に移動先のフォルダ名を入力します。
元ファイルの削除
次に、コピー元ファイルを削除する設定をします。
「ファイル:削除」アクションを選択し、画面右側の「ファイル」欄に削除するコピー元のファイルを絶対パスで入力します。
Botの正常終了を知らせる「キラキラ」が表示されるので、「閉じる」をクリックします。
すると、コピー元のファイルがなくなり、指定した移動先のフォルダー配下に移動対象のファイルがコピーされています。
この演習で学んだこと
この演習では、Botでファイルを移動する方法を学びました。
ポイントとしては、下記になります。
- ファイルの移動は「ファイルのコピー」⇒「ファイルの削除」を組み合わせて行う(「ファイルの移動」自体のアクションは現時点では存在しない)
- ファイルおよびフォルダーの指定は絶対パスで指定
- コピー元のファイル名指定ではワイルドカードの使用も可能
- ファイル作成/更新日付やファイルサイズを条件にコピー/削除対象の選定も可能
※ 前回の「ファイルのコピー」の記事もぜひご参照ください
https://qiita.com/tanakan1101/items/54a20324ad77e1731cb9
「ファイルのコピー」や「ファイルの削除」の際には、上記の通り「ファイル:コピー/削除」のアクションでファイル日付やファイルサイズを条件に対象を絞ることも可能ですし、今回は詳細には触れませんが「ループ」アクションや「If」アクションを組み合わせて、フォルダ内のファイルを一つづつチェックしながら、ファイル名に含まれる文字列やファイル日付などの条件に該当するファイルを個々に移動する方法もあります。
非常にシンプルなアクションですが、古くなったファイルの整理やログファイル退避など、実践的な処理を行うさまざまなケースで活用する機会があるかと思います。どんどん活用してみましょう!
もっと知りたい! 学びたい!
この記事を読んで、「Automation 360 の使い方をもっと知りたい!」と思った方は、以下のシリーズをチェックしてみてください。
Automation360の基礎知識や使い方を、わかりやすくまとめたシリーズで、この記事もシリーズの1トピックとなっています。
Automation Anywhere を使い始めたばかりの方はもちろん、これから使ってみようと思っている方や、ずっと使っているけど改めて基本を学びたい方などは、ぜひチェックしてみてください!
Author And Source
この問題について(【Automation Anywhere】ファイルを移動する - はじめてのAA), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/tanakan1101/items/57e89fbeee2fd0fb3983著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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