背景

Linuxのブラウザシミュレータ上でJSLinux上で、Linuxコマンドに慣れる。ファイル操作を扱います。順を追って実行していくと１０個のコマンドをマスターできるように構成してますので、ご興味のある方はご一読ください。

対象者

Linuxコマンドをはじめて使う方
仮想環境を構築せずにLinuxに触れたい方

環境

JSLinux
バージョン: 97.0.4692.71（Official Build） （64 ビット）

早速いじっていきましょう

pwd

カレントディレクトリの位置を確認

localhost:~# pwd
/root

rootが今いる場所らしい…
root ディレクトにはどのようなファイルがいるのか見てみます。

ls

ディレクトリの中身を確認

localhost:~# ls
bench.py    hello.c     hello.js    readme.txt

.cファイルがいますね。
コンパイルして実行してみます。

gcc　[ファイル名]

LinuxでCプログラムをコンパイル

localhost:~# gcc hello.c
localhost:~# ls
a.out       bench.py    hello.c     hello.js    readme.txt
localhost:~# ./a.out
hello world

このディレクトリにファイルを作ってみます。

touch　[ファイル名]

新規ファイル作成

localhost:~# touch hogehoge.txt
localhost:~# ls
bench.py      hello.c       hello.js      hogehoge.txt  readme.txt

hogehoge.txtができている！！
hogehoge.txtを編集してみます。

vi　[ファイル名]

viエディタを起動

localhost:~# vi hogehoge.txt

黒い画面が出てきた。

参考記事のサイトにviエディタの使用方法が載っている。

１. 「i」と入力してインサートモードに変更
２. 好きなように編集
３. ESCキーを押してインサートモードを終了
４. 「:w」と入力して保存
５. 「:q」と入力してviを終了

abcdefと各行に入力してみる。

head -行数　[ファイル名]

指定した行数の表示

localhost:~# head -3 hogehoge.txt
a
b
c

more　[ファイル名]

ファイル内容の表示

localhost:~# more hogehoge.txt
a
b
c
d
e
f

mkdir　[ディレクトリ名]

ディレクトリ作成

localhost:~# mkdir hogehogehome

cd　[ディレクトリ名]

ディレクトリへ移動

localhost:~# cd hogehogehome
localhost:~/hogehogehoge#

この時点でlsコマンドを実行しても何も表示されない。
hogehogehomeにhogehoge.txtを移動させてみます。

元のディレクトリに移動してファイルを移動させます。

mv　[ファイル名] [ディレクトリ名]

localhost:~/hogehogehome# cd -
/root
localhost:~# mv hogehoge.txt hogehogehome
localhost:~/hogehogehome# ls
hogehoge.txt

hogehogehomeにhogehoge.txtが移動している！！
名前が長いので名前を変更してみます。

localhost:~/hogehogehome# mv hogehoge.txt hoge.txt
localhost:~/hogehogehome# ls
hoge.txt

そろそろ飽きてきたので、ファイルを削除します。

localhost:~/hogehogehome# rm -i hoge.txt
rm: remove 'hoge.txt'? y
localhost:~/hogehogehome# ls

終わりに

最後まで閲覧頂きありがとうございました。本記事がLinuxOSへのとっかかりになれば幸いです。

参考文献