QiitaのMarkdownパーサー変更にともなう、リストについての注意点


記事投稿シリーズについて

QiitaでGitHub Flavored Markdown (以下GFM) に準拠したMarkdownパーサーがベータ版として公開されました!

Qiitaアカウントによる説明記事にも書いてあるのですが、今までと記法が変わっている箇所があるので注意が必要です。
せっかく書いた記事の表示が崩れてしまうのは困るので、可能な限り防ぎたいと考えています!

そこで、記事を書く時に注意すべき記法などについて、Qiita運営から5日間に分けて10記事のシリーズで投稿することになりました!
少しでも皆様が執筆する際の助けになればと思います。

詳しくはQiitaアカウントによる説明記事に、投稿シリーズの説明や、他の記事一覧が載っていますのでぜひ他の記事も読んでみてください!

この記事ではGFMの記法のうち、「リスト」について説明します。

基本の書き方

リストには複数の型があり状況に合わせて使い分けることができます。

Disc型

- foo
- bar
- baz

見え方は以下のようになります。

  • foo
  • bar
  • baz

- 以外にも *, + が使えます。

Decimal型

1. foo
1. bar
1. baz

見え方は以下のようになります。

  1. foo
  2. bar
  3. baz

数字から始まれば問題ないため、後から項目を追加・移動できるように全て1から始めることもできます。

Checkbox型

- [ ] タスク1
- [x] タスク2

見え方は以下のようになります。

  • タスク1
  • タスク2

基本的な書き方は変わっていませんが、書き方によってはリストが崩れてしまう箇所もあるので、変更点を見ていきます。

変更点

リストのアイテム内に任意のブロックを含めることができるようになる

リストのアイテム内での改行が反映されることや、引用などのブロックも反映することができます。

- foo
  bar
  > baz
  • foo
    bar

    baz

リストの上に改行がない場合でもリストとして解釈されるようになる

この行の下に改行がなくてもOK
1. foo
2. bar

この下に改行がなくてもOK

  1. foo
  2. bar

ネストする時には段落と同じ数のスペースが必要

以下の場合はfooと同じ位置になるよう2つのスペースがないとネストされません。

- foo
 - bar
  • foo
  • bar

同様に、以下の場合はfooと同じ位置になるよう3つのスペースがないとネストされません。

1. foo
  1. bar
  1. foo
  2. bar

tabキーで4つのスペースを空けれるので活用しましょう。

区切り文字を変更すると新しいリストが開始されます

このような書き方はしないと思いますが、区切り文字は統一しておきましょう。

- foo
+ bar
1. baz
- ban
  • foo
  • bar
  1. baz
  • ban

Disc型の中でDecimal型の記述をするとDecimal型も展開される

展開されないように.の後ろのスペースを無くすか、Decimal型のみで利用しましょう。

- 1. foo
- 2. bar
    1. foo
    1. bar

最後に

今回はQiitaのMarkdownパーサー変更に伴う、リストについての注意点を説明しました。

他の記法についてもまた別の記事でまとめていますので、合わせて読んでみてください!
詳しくはQiitaアカウントによる説明記事をご覧ください!


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