GCPでオーナー権限を付ける際にメールで承諾が必要な場合と不要な場合の違い


背景

雇用や役割の違いによりGoogle Workspaceで複数の組織を併用していると、
メンバーへGCPプロジェクトのオーナー権限を付ける際、メールでの承諾が必要な場合と不要な場合があった。
今まで違いを特に意識していなかったので、確認してみた。

結論

組織内のアカウントで同一組織内のGCPプロジェクトならメール認証が不要。
それ以外はメール認証が必要。

何らかの理由により別組織のGCPプロジェクトのオーナーになる必要があり、
そのアカウントがメールを受け取れない(Cloud Identityかつ自前メールサーバとの接続無し等)場合は注意。

公式ドキュメント

(見つけたら追記します)

整理表

ユーザー\GCPプロジェクト 組織A 組織B 組織なし
組織A 不要 必要 必要
組織B 必要 不要 必要
組織なし 必要 必要 必要

(参考)メールでの承諾のイメージ