令和3年度秋期データベーススペシャリスト試験に(ギリギリ)合格した勉強法
はじめに
令和3年度秋期データベーススペシャリスト試験に合格したので勉強方法を記録として残しておきます。
これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
試験の結果
まずは私の試験結果から。
タイトルにもありますが、午後Ⅰがギリギリでした。
試験を受けているときも午後Ⅰは難しいと感じていたので、合格ラインに届いていてホッとしました。
データベースに関する事前知識
データベース設計は未経験です。
データベースに関する知識はSQLも含めて、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験を受験したときに学習した内容しかありません。
業務でデータベース設計をすることになり、このままではいけないと思いデータベーススペシャリスト試験を受験することにしました。
データベーススペシャリスト試験は今回が初めての受験になります。
勉強方法
続いて勉強方法の紹介です。
参考書+問題集での学習
以下の書籍を使用しました。
この書籍はAmazonでも高評価のレビューが非常に多いこともあり、迷うことなく購入しました。
データベーススペシャリスト試験はこの書籍の内容を集中的に学習することで合格できました。
書籍の使い方ですが、まずSQLの知識があいまいな人は前半の参考書部分をしっかり読み込むことをお勧めします。
午前問題でSQLの問題は頻出ですし、午後問題でも必要な知識になります。
知識の整理ができたらひたすら過去問を解きます。
データベーススペシャリスト試験の午後問題は長文読解の問題ですが、過去の問題から傾向が大きく変わる可能性が低いため、過去問になれることが最も重要です。
この書籍の良いところは、過去19年分の問題と解説をWebページからダウンロードして学習に使用できるところです。
過去問の量はもちろん申し分ないのですが、なにより解説が非常に丁寧で問題を解くときの参考になります。
過去の午後問題には優先度が付けられていて、たくさんある問題の中からどの順番で取り組めばよいのかがわかるのもありがたかったです。
私は、最重要とされる問題すべてと、重要とされる問題の一部を解きました。
午後Ⅰと午後Ⅱでそれぞれ10問ずつくらいの問題を解きました。
午後問題の解説は丁寧な分ボリュームもありますが、目を通すことで確実に力になるので、解説を最後まで読んでから次の問題を解くことをお勧めします。
模擬試験
私の勤めている会社が模擬試験の受験費用を負担してくれるというので、TACの模擬試験を受験しました。
タイミングとしては、本試験の一か月前、上記の書籍で最重要とされている問題をすべて解いたあとぐらいだったと思います。
会場での受験は申し込み期限に間に合わなかったので、問題を購入して自宅で時間を計って解きました。
自己採点した結果、ギリギリ合格ラインでした。
問題の難易度としては、過去問題の中でも優しい部類の問題と同じくらいかなと感じました。
今見てみると、本試験の点数と傾向がかなり似ていますね。
【模擬試験結果】
区分 | 点数 |
---|---|
午前Ⅰ | 60点 |
午前Ⅱ | 88点 |
午後Ⅰ | 63点 |
午後Ⅱ | 72点 |
模擬試験でギリギリですが合格ラインに達したこともあり、今までの勉強方法が間違っていないとわかったので、引き続き過去問を解いて解説を読むという勉強を続けて本試験の日を迎えました。
おわりに
上記の勉強をすることで、ギリギリですが令和3年度秋期データベーススペシャリスト試験に合格することができました。
データベーススペシャリスト試験でよく言われることですが、午後問題はとにかく時間との勝負です。
過去問を繰り返し解くことで、問題を解く手順を身に付け、時間配分にも気を配れるようにすることが重要になります。
模擬試験も受けられるのであれば受けることをお勧めします。
その際は会場で受験できると、より本番に近い環境で試験を受けられるので良いと思います。
過去問をひたすら解く、という何のひねりもない勉強法の紹介でしたが、これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
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この問題について(令和3年度秋期データベーススペシャリスト試験に(ギリギリ)合格した勉強法), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/Kenty250/items/f9255d07bfe028483c8b著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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