SQL Serverのインストール手順


はじめに

SQL Serverは、非運用環境の開発・テスト用であれば無料で使用できます。(2022/02/03現在)
インストールの手順について説明します。

環境

  • Windows10 64bit
  • SQL Server 2019
  • SQL Server Management Studio 18.10

SQL Serverのインストール

  1. Microsoftのページから、SQL Serverをダウンロードします
    SQL Server のダウンロード | Microsoft

    今回は、開発者向けの無料エディションをダウンロードします

  2. ダウンロードしたファイルを実行して、SQL Serverのインストールを行います

  3. インストールの種類の選択を選択します(あとから追加することも出来るので、特にこだわりがなければ「基本」を選択すればよいです)

  4. 「同意する」をクリックします

  5. インストールの場所を指定し、「インストール」をクリックします(特にこだわりがなければデフォルトのままでよいです)

  6. インストールが完了するまで待ちます

  7. インストールが完了しました

SSMSのダウンロード

SQL Serverには、「SQL Server Management Studio(SSMS)」という、DBへのアクセスや管理をするための専用の統合環境があります。
SSMSを使用しなくてもコマンドプロンプトやサードパーティのDB管理ツールを使用してSQL Serverへアクセスすることが出来ますが、特に理由がない限りはSSMSを使用する事をお勧めします。

  • SSMSを使用した例

  • コマンドプロンプトを使用した例

  1. 以下のページから、SSMSをダウンロードします
    SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード | Microsoft Docs

    「使用できる言語」の一覧から日本語をクリックしてダウンロードします

  2. ダウンロードしたファイルを実行して、SSMSのインストールを行います

  3. インストールの場所を指定し、「インストール」をクリックします(特にこだわりがなければデフォルトのままでよいです)

  4. インストールが完了するまで待ちます

  5. インストールが完了したら再起動します

  6. SSMSがインストールされました

SSMSのおすすめ設定

個人的におすすめするSSMSの設定をいくつか紹介します。

  • 「表示」→「ソリューションエクスプローラ」を選択しソリューションエクスプローラを表示する

  • 「表示」→「プロパティウィンドウ」を選択しプロパティを表示する

  • (クエリエディタにフォーカスした状態で)「編集」→「詳細」→「スペースの表示」でタブ文字や空文字を表示する

  • 「ツール」→「オプション」→「テキストエディタ」→「すべての言語」→「行番号」にチェックをいれる

  • 「ツール」→「オプション」→「テキストエディタ」→「すべての言語」→「スクロールバー」→「マップモ-ドの使用」を選択しミニマップを表示する

サンプルデータのダウンロード

Microsoftからサンプル用のデータベースが公開されています。
以下のページからダウンロードできます。
AdventureWorks サンプル データベース - SQL Server | Microsoft Docs

  1. 任意のサンプルをダウンロードします

  2. SSMS上で、「データベース」を選択した状態で右クリック→「データベースの復元」を選択します

  3. ソースに先ほどダウンロードしたbakファイルを選択してOKをクリックします

  4. サンプルデータベースの読込みが完了しました

さいごに

これでSQL Serverを触る環境ができました。
SQL Serverは勉強用であれば無料で使えて、サンプルデータも公開されているので、勉強に取組みやすいと思います。
たくさん触って慣れていきましょう!