BGP概要ついてまとめてみました。


はじめに

こんにちは、山田です。
今回は、BGPに概要ついて軽くまとめてみました。

BGPとは

EGPはAS間で経路情報を交換するEGPである。

用語 概要
IGP 内部で使用するルーティングプロトコル
EGP 外部で使用するルーティングプロトコル
AS ある管理組織にあるネットワークの集まり
NOC(Network Operation Center) ネットワークとネットワークを接続する。
IX(Internet Exchange) ネットワークの運用者や運用方針、利用方針が異なるネットワークを対等に接続するポイント。
ISP(Internet Service Provider) 個人や会社などにインターネットへの接続を提供する会社。

パスベクタ型ルーティングプロトコル

BGPは、パスベクタ型ルーティングプロトコル。
AS内のルート情報に付加された、パスアトリビュートを送信して最適経路を決める。デフォルトでは、ASが少ない経路をベストパスとして使用する。

上記の図だと、1.1.1.3をネクストホップとするASパスが、ベストパスになる。

AS番号

BGPでは、インターネット上で各AS番号を識別するために番号を割り当てている。(AS番号)
主に下記の2種類がある。

AS番号 AS番号の範囲 用途
グローバルAS番号 1 ~ 64511 インターネット全体で一意のAS番号
プライベートAS番号 64512 ~ 65535 組織内部で自由に使用できるAS番号

メッセージと状態

BGPは4種類のメッセージをやり取り後、上記図記載のいずれかの状態になる。

IBGP,EBGP

BGPピア(BGPネイバー)にはIBGPピアとEBGPピアの2種類がある。