SFP / SFP+ 光モジュールについて解説



SFPトランシーバ(モジュール)の定義

 SFPトランシーバとは、電気信号と光信号の相互変換を実現し、SFPポートを有するスイッチングハブやLANカード、ルータなどに装着して機能する光モジュールの一種である。SFPトランシーバの外観は下記の図に示すように、小型で挿抜可能なものであり、LANケーブルや光ファイバーに接続することも可能である。そのなか、SFPはSmall Form-factor Pluggableの略で、MSA(マルチソースアグリーメント、メーカー間の合意)によって規定される電気的インターフェースである。

規格・仕様

リンク

10G SFP+ https://www.fs.com/jp/c/10g-sfp-plus-63
10G BiDi SFP+ https://www.fs.com/jp/c/bidi-sfp-plus-64
10G CWDM SFP+
https://www.fs.com/jp/c/cwdm-sfp-plus-65
10G DWDM SFP+
https://www.fs.com/jp/c/dwdm-sfp-plus-66
1G SFP
https://www.fs.com/jp/c/1000base-sfp-81
40G QSFP+
https://www.fs.com/jp/c/qsfp-40g-transceivers-1360
100G QSFP28 https://www.fs.com/jp/c/qsfp28-100g-transceivers-1159
25G SFP28 https://www.fs.com/jp/c/25g-sfp28-transceivers-3215
10G SFP+ DAC
https://www.fs.com/jp/c/10g-sfp-dac-1114

光モジュール:家族写真(様々仕様・規格について)

SFP+モジュール

 SFPモジュールのアップグレートとして、SFP+モジュールは10Gbpsのネットワーク通信に対応する。SFP+はSFPと互換性をもつため、SFPモジュールをSFPポートとSFP+ポートに装着して使用することが可能である。ただし、SFPポートに挿入した場合に、通信速度が1Gbpsまで下がる。逆に、SFP+モジュールをSFPポートに挿入しても機能できない。


QSFPモジュール

 QSFP(Quad Small Form factor Pluggbble)は名の通りにホットスワップ対応で小型の光モジュールである。QSFP(4チャンネル*1Gbps)、QSFP+意味(4チャンネル*10Gbps/1チャンネル*40Gbps)、QSFP28(1チャンネル*28Gbps)など様々な規格があります。

GBICトランシーバ

 GBICはGigabit Interface Converterの略で、いわゆるギガビット・イーサネット用の光トランシーバである。後継者のSFP(ミニGBICとも呼ばれる)やSFP+と比べて、GBICのサイズ大きく、業務用の光回線に用いられることが最も頻繁である。詳しくは「違いは何ですか: GBICとSFPとミニGBICモジュール」をご覧ください。