NetBackupによる 継続的データ保護(CDP)の実力


はじめに

今回は、NetBackupによるvSphere VMの継続的データ保護(CDP)についてご紹介します。

Veritas Solution Channelでは下記を掲載しております。本記事と合わせて、ご参照ください。


↑ 通常の日次バックアップとCDPの違いについて説明しています。CDPの本来の目的は、可能な限りRPOを短縮し、かつ、できるだけ細かい復旧点を確保することです。


↑ CDPが求められる業務は最短のRPOを実現でき、かつ、本番業務への影響が少ないデータ保護手法が求められるミッションクリティカルな業務です。


↑ NetBackupのCDPソリューションはvSphere上の仮想マシンに適用可能で、本番業務への負荷を最小化し、最短30分のRPOを実現可能です。バックアップデータは重複排除プールに保存されるため、重複排除プールがサポートする重複排除レプリケーションや、クラウドストレージへの重複排除長期保管も実現可能です。

CDP機能概要

• VMware VMのスナップショット影響のない保護(Stun-free backup)
• 低RPOバックアップ(最短30分)
• 差分ブロック転送による高速仮想フルバックアップ合成
• 重複排除プール(MSDP)またはサードパーティー製OSTストレージ対応
• CDP GatewayとしてRHELメディアサーバを使用
• 通常のVADPと同様にWebUIで簡単保護設定
• APIとRBAC(役割ベースの権限制御)に対応
• MSDPからのInstant access, Agentless single file restoreに対応
• CDP Gatewayにて同時処理最大多重度を制御可能


↑ vSphere上のVMに対してVADPとCDPの保護手法が提供されますが、それぞれ適性がありますので、まずはVADPによる保護を検討いただき、その中でも重要な業務に対しCDPを検討いただくのがよろしいかと思います。

NetBackupのCDP まとめ

• バックアップによるIO負荷を与えない
• ランサムウェア被害の直前に復旧可能
• VADPバックアップとCDP、適材適所で棲み分け利用

本記事では、NetBackupによるvSphere VMの継続的データ保護(CDP)についてご紹介しました。

Veritas Solution Channelでは、今回の抜粋元である紹介資料を掲載しておりますので、下記より参照ください。

VMware環境のデータ保護が大幅進化!! NetBackupによる継続的データ保護(CDP)の実力
本記事のフルバージョンのプレゼン資料Veritas Technical Forum 2021 各セッションのプレゼン資料

  • CDPとは?
  • NetBackup CDPソリューション
  • CDPとVADPの棲み分け


その他のリンク

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