【現役エンジニアが語る】ネットワークエンジニア(設計・構築・運用)の仕事内容


はじめに

今回は日本リックのインフラエンジニアのHさんにお話を伺いました。

Hさんは日本リックに中途入社して15年目のベテラン社員。入社当初は某官公庁向け保守障害対応をベンダー側サポート業務に従事。その後、CCNAの資格を取得して、ネットワークエンジニアとして設計・構築・運用の仕事をしています。

Hさんの仕事内容や、ネットワークエンジニアに必要なスキル・能力、資格、向いている人などを教えてもらいましたので、ネットワークエンジニアを目指している方の参考になれば嬉しいです。

私のプロフィール(40代前半・男子)

現在の職種

某通信キャリアにて社内ネットワーク構築及び運用業務に携わってます。

前職

前職は某セキュリティソフト会社にて、サポート業務に携わっていました。
電話、E-mail・FAXでのユーザーサポートからリーダー業務に至るまで行っていましたが、先の展望が考えにくかったため、転職しました。

ネットワークエンジニアで働く私の仕事内容

主な仕事内容としては、それぞれ以下のようなことを行っています。

【設計・構築】

・社内ネットワークの中で制限をかけている箇所の穴あけや規制
・機器のIF等設定変更
・各拠点への機器増設や新規拠点の構築
・各システムとの接続(ルーティング等)

【運用】

・IPの管理(払出・返却等)
・NW機器の管理(在庫機器の入庫・出庫等)
・社内及び関連会社ユーザーからの問い合わせ回答
・動作している機器の停止調整
・接続システムの管理
・監視ソフトへのOAサーバの監視登録や変更・削除

ネットワークエンジニアに必要なスキル・能力

機器の知識やNW機器のコマンドなどは勿論知っていた方がいいですが、ユーザーとの調整やヒアリング、関連部署とのやり取りなどメールでのやり取りや電話やTeams会議等必要に応じて対話は必要になります。

どういう風な言葉で伝えれば必要な情報が引き出せるかなど、そういった能力が高い方がスムーズに業務に当たれると思いますし、トラブル発生時には状況の説明が簡潔にまとめられると、伝わりやすいので必要な能力です。

ネットワークエンジニアに役立つ資格

基本的には、ネットワーク系の資格である、

CCNAや、
ネットワークスペシャリストなど
を持っていると、内容の理解が早まると思いますが、持っていなくても自主的に勉強して”用語”や”仕組み”をある程度理解しているとよいと思います。

ネットワークエンジニアに向いている人

これは、ネットワークエンジニアに限ったことではないですが、エンジニア=知識や技術さえあれば良いというわけではないので、相手の言っていることが10の内2ぐらいであっても、そこからどういうことを言いたいのかを理解出来たりする人は、色んな現場で対応できるような素養を持っていると思います。

これからネットワークエンジニアを目指そうと思っている方へ

あまり難しく考えずにやりたいと思ったら、気軽にネットワークに触れてみるという位の考え方でいいかなと思います。

技術は後からついてきますので、興味さえ持てれば、あとはその興味を膨らませていって、色々と勉強しても良いですし実機に触れてみたりして、少しずつ理解していきそれを楽しいと感じられれば、もうエンジニアの一歩を踏み出しています。
まずは、その一歩を踏み出してみましょう!!