【パブリッシャー】Google Mapを使用したレポートを作ってみる - 拡張表現 その1


住所一覧などを地図付きレポートとしてブラウザに表示したいなんてことありませんか?
Expression(拡張表現)を利用して作成してみます。
Sharperlightのアップリケーションメニューからパブリッシャーを起動します。

[新規]ボタンで新しいレポートを作成します。
コードグループタイトルレポートのタイトルを入力します。

[クエリーを編集]ボタンでクエリの作成をします。

[フィルター]領域

今回はシステム(Sharperlight)の組み込みオプションのカスタム定義のデータセットをテーブルとして利用します。

データセットを定義では、このようにしてデータを作成します。
カスタム定義のデータセットに関しては別の記事として投稿します。

[選択]階層表示領域と[出力]領域

上記のようにカスタムデータを作成すると、[選択]階層表示領域にフィールド名が表示されます。コード、名称、住所を[出力]領域に設定します。
最後に地図を表示するための拡張表現を追加します。
関数一覧からGoogle マップ -> Google Maps - Street map of addressを選びます。
テンプレートが編集領域に転送されます。

"<iframe src='https://maps.google.com/maps?output=embed&q="
  + UrlEncode(  {fullAddress} ) + 
"' width='400' height='300' frameborder=0 ></iframe>"

下図のように {fullAddress} の部分を住所フィールドへの参照に置き換えます。
2022-03-14 Figure 05.png
全てを保存し、早速レポートを表示します。(Sharperlightサービスが動いていない場合は、サービスを起動します)
このように地図を配置したレポートが出来上がります。

Sharperlight