ゆるいスクラムからはじめてみる(Sprint 0)


これはなんですか

スクラムを推奨しないスクラムマスターのゆるいスクラムをやってみたらどうかの実・・トライです。
連載企画です。現在進行系でやってるなんてそんなことないよ?
失踪したらクビになったか失敗したと思ってください。

お前誰

戦うスクラムマスターです。クラスはルーラー。

なんでそげなこと考えるの?

いきなり謎な仕組みを押し付けられる方の身になってみたらわかるんじゃないかな・・
あと、形骸化しがちな各種セレモニーがくそかったるいので、スクラムのエッセンスだけ抽出、再構成してプロジェクト運営の骨子に据えてみようと思いました。

また、フルタイムではない人がほとんどのリモートワークでは時間を合わせるということがなかなかしんどくて、デイリーやったりするのがしんどいです。
例外はあると思いますが、一見集まらなければならなそうなことも、個別でやるか、チャットかインスタントな個別/グループ通話でなんとかなるんじゃないかとも思っています。

ほう、そなたの意見を申してみ?

スクラムセレモニーを改変します。

  1. デイリーミーティング→言いたいことがある人がいて必要なら開催を提唱する
  2. グルーミング→やります
  3. 計画会議→やります、PO説明と質疑応答→やります、SBL分解→やります、時間みつもり→やるけどざっくり
  4. カンバン→使います
  5. 振り返り→雑談モードでゆったりとやります 紙に書いたりはしません 無理そうなら個別に振り返り的な雑談をふっかけます。
  6. POレビュー→POが希望すればやります。少なくとも 2 sprintには1回やったほうがよいでしょう。

抜けたエッセンスを補完するため、下記のルールをプロジェクトに足します
1. 個別通話、あるいはグループ通話で決めたことは必ずチャットに@ hereつけて貼る
1. 1日なにやったかざっくりと書く、例:メールテンプレートの作成、ER図(ユーザ周り更新)、昼飯は○○さんと相談して各自ラーメン食べにいきそのレビューを公開することにした
1. (私向け)いきなりスクラムの専門用語を使わない、(Sprint, backlog, Velocity, など、必ず注釈をつけるか、専門用語を注釈にする)
1. スクラムライクだけど、厳密なスクラムやりたいかどうかはあなたたち次第。最初は推奨しない理由を説明する。
1. デイリーやるやらないに関わらず情報の共有、発信に熱心になる

懸念点

リモートワークなので何していいかわからない人、特に新人さんのフォローのためそういう人が入ってきたら個別でもしくは全体デイリーを毎日やるようにする。

レッツトライ!!