3ウェイ・ハンドシェイクについて
3ウェイ・ハンドシェイク
TCP通信を行う際に接続を確立する為に用いられる手段
相手と自分の双方が通信が可能である事を認識するのがゴール
3ウェイ・ハンドシェイクの手順
- 通信要求者(クライアント)が相手(サーバ)に対して、通信を要求するSYNパケットを送信する
- SYNパケットを受け取ったサーバはクライアントに対して、通信を許可するSYN ACKパケットを送信する
- SYN ACKパケットを受け取ったクライアントはサーバに対して、接続開始をするACKパケットを送信する
TCPプロトコルの内部ステート
TCPではオープン/クローズ、通信が確立する状態を持っている。
TCPの状態や状態遷移は上記の記事の通りである。
Linuxでは、include/net/tcp_states.hにステートが定義されている
3ウェイ・ハンドシェイクとステート
- 初期状態
- クライアント: CLOSED
- サーバ: LISTEN
- 通信要求者(クライアント)が相手(サーバ)に対して、通信を要求するSYNパケットを送信する
- クライアント: SYN_SENT
- サーバ: LISTEN
- SYNパケットを受け取ったサーバはクライアントに対して、通信を許可するSYN ACKパケットを送信する
- クライアント: SYN_SENT
- サーバ: SYN_RECEIVED
- SYN ACKパケットを受け取ったクライアントはサーバに対して、接続開始をするACKパケットを送信しコネクションを確立する
- クライアント: ESTABLISHED
- サーバ: SYN_RECEIVED
- ACKパケットを受け取ったサーバは、コネクションを確立する
- クライアント: ESTABLISHED
- サーバ: ESTABLISHED
参考文献
Author And Source
この問題について(3ウェイ・ハンドシェイクについて), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/hayama17/items/cd9adffa3dd68083d858著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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