nslookupコマンドの詳細

nslookupコマンドの詳細
 
nslookupコマンドはDNSのレコードをクエリーし、ドメイン名の解析が正常かどうかを確認し、ネットワーク障害時にネットワークの問題を診断するために使用されます.nslookupの使い方は相対的に簡単ですが、主に以下のいくつかの使い方です.
 
1ダイレクトクエリ
これは最も多く使われているかもしれませんが、ドメイン名のAレコードを検索します.

nslookup domain [dns-server]

dns-serverが指定されていない場合は、システムのデフォルトのdnsサーバを使用します.次に例を示します.

[root@localhost ~]# nslookup baidu.com
Server:     10.30.7.177 Address: 10.30.7.177#53 Non-authoritative answer: Name: baidu.com Address: 123.125.114.144 Name: baidu.com Address: 111.13.101.208 Name: baidu.com Address: 180.149.132.47 Name: baidu.com Address: 220.181.57.217

 
2他のレコードを問い合わせる
直接クエリーはAレコードを返します.パラメータを指定して、AAAA、MXなどの他のレコードをクエリーすることができます.

nslookup -qt=type domain [dns-server]

ここでtypeは、以下のタイプであってもよい.

Aアドレスレコード

AAAAAAアドレスレコード

AFSDB Andrewファイルシステムデータベースサーバレコード

ATMA ATMアドレス記録

CNAME別名記録

HINFOハードウェア構成記録(CPU、オペレーティングシステム情報

を含む)

ISDNドメイン名に対応するISDN番号

MB指定メールボックスを格納するサーバ

MGメールグループ記録

MINFOメールグループとメールボックスの情報記録

MR改名のメールアドレス記録

MXメールサーバレコード

NSネームサーバレコード

PTR逆記録

RP責任者記録

RTルーティングスルーレコード

SRV TCPサーバ情報記録

TXTドメイン名対応テキスト情報

X 25ドメイン名対応X.25アドレスレコード

例:

[root@localhost ~]# nslookup -qt=mx baidu.com 8.8.8.8
*** Invalid option: qt=mx
Server:     8.8.8.8 Address: 8.8.8.8#53 Non-authoritative answer: Name: baidu.com Address: 111.13.101.208 Name: baidu.com Address: 123.125.114.144 Name: baidu.com Address: 180.149.132.47 Name: baidu.com Address: 220.181.57.217

 
3より具体的な情報を問い合わせる
クエリー構文:

nslookup –d [    ] domain [dns-server]

クエリー時に-dパラメータを加えるだけで、ドメイン名のキャッシュをクエリーできます.
 
転載先:https://www.cnblogs.com/lsgxeva/p/8321710.html