Kubernetesリソース割当(limit/request)

概要
kubernetesはクラスタ管理プラットフォームであり、kubernetesは全体のプラットフォームの資源使用状況を統計し、合理的に資源を容器に分配し、容器のライフサイクル内に十分な資源が運行することを保証する必要がある.また、リソースの配布が独占的である場合、CPUなどの使用されていないリソースを空きコンテナに占有するのは非常に浪費される.k 8 sは、優先度と公平性を前提にリソースの利用率をどのように提供するかを考慮する必要がある.
リソースが有効にスケジューリングされ、割り当てられると同時にリソースの利用率が向上するように、k 8 sはrequestとlimitの2つの制限タイプを用いてリソースを割り当てる.
Limit/request制限タイプの説明
request

コンテナで使用される最小リソース要件は,コンテナスケジューリング時のリソース割り当ての判断に依存する.

現在のノードに割り当てられるリソース量>=requestの場合にのみ、コンテナをノードにスケジュールできます.

requestパラメータコンテナの最大使用可能リソース

を制限しない
limit

コンテナ使用可能リソースの最大値

が0に設定されていることは、使用するリソースに制限がないことを示し、

を無限に使用することができる.
requestとlimitの関係
requestはpodが実行するのに十分なリソースを保証することができるが、limitはあるpodの無制限な使用リソースを防止し、他のpodが崩壊することを防止する.両者の関係は次のように満たされる必要があります.

0 <= request <= limit

limit=0がリソースを制限しないことを示す場合、requestより小さくすることができます.
現在、CPUはrequestとlimitの設定をサポートしており、memoryはrequestの設定のみをサポートしており、limitは強制的にrequestに等しくしなければならない.これにより、メモリの使用量がrequestを超えているがlimitを超えていない場合、コンテナが意外なkillに落ちないことを確保する.
limit/request使用例

---
apiVersion: apps/v1beta2
kind: Deployment
metadata:
 name: nginx
 namespace: php
 labels:
   app: nginx
spec:
 revisionHistoryLimit: 10
 strategy:
   type: RollingUpdate
 selector:
   matchLabels:
     app: nginx
 template:
   metadata:
     labels:
       app: nginx
   spec:
     containers:
     - name: nginx
       image: nginx:latest
       ports:
       - containerPort: 80
         protocol: TCP
       resources:
         requests:
           cpu: 0.5
           memory: 1024Mi
         limits:
           cpu: 1
           memory: 2048Mi

---           
apiVersion: autoscaling/v1
kind: HorizontalPodAutoscaler
metadata:
  name: nginx
  labels:
    app: nginx
spec:
  scaleTargetRef:
    apiVersion: extensions/v1beta1
    kind: Deployment
    name: nginx
  minReplicas: 2
  maxReplicas: 4
  targetCPUUtilizationPercentage: 80

リファレンス

Kubernetesリソース割当のRequestとLimit解析